2022 公立諏訪東京理科大学 前期MathJax

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2022 公立諏訪東京理科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  xy 平面上の曲線 y =xe -x2 について,以下の問いに答えよ.

(1) 変曲点の x 座標をすべて求めよ.

(2)  k を実数とする.この曲線と直線 y =kx が異なる 3 点で交わるような k の値の範囲を求めよ.

(3) (2)で求めた k の範囲において,この曲線と直線 y =kx とで囲まれた x 0 の部分の面積を求めよ.

2022 公立諏訪東京理科大学 前期

易□ 並□ 難□

【2】  xy 平面上の原点 O を中心とする半径 r の円が,放物線 y 2=x -1 2 P Q で交わるとし, ∠POQ=θ とする.ただし, 0<θ <π とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 点 P の座標を ( x,y) とするとき, cos θ2 x のみの式で表せ.

(2) 点 P の座標を ( x,y ) とするとき, cosθ x のみの式で表せ.

(3)  cosθ を最小にする r の値を求めよ.

(4) 極限値 limr cos θ を求めよ.

2022 公立諏訪東京理科大学 前期

配点率30%

易□ 並□ 難□

【3】 ある製品には, A B どちらか 1 つの部品が使われている.製造過程のミスにより, B には 10 % の割合で不良品が含まれていることがわかった.ただし, A には不良品は含まれていない.製造された製品のうち, A を使った製品が 90 % B を使った製品が 10 % である.完成後の製品は,外から見ても, A B どちらの部品が使われているかはわからない.一方,製品内の B の有無を検査する装置 X について,以下の特徴がある.

1. A を使った製品を X で検査すると, 90 % の確率で B は使われていないと判定する.

2.正常な B を使った製品を X で検査すると, 90 % の確率で B が使われていると判定する.

3.不良品を使った製品を X で検査すると, 95 % の確率で B が使われていると判定する.

このとき,以下の問いに答えよ.

(1) ある製品に,正常な B が使われている確率,不良品が使われている確率をそれぞれ求めよ.

(2) ある製品を X によって検査したとき, B が使われていると判定される確率を求めよ.

(3) ある製品を X によって検査したとき, B が使われていると判定された.このとき,不良品が使われている確率を求めよ.

(4) ある製品を X によって検査したとき, B が使われていると判定された.このとき,実際は A が使われている確率を求めよ.

(5) ある製品に不良品が使われていないとき, X による検査で B は使われていないと判定される確率を求めよ.

2022 公立諏訪東京理科大学 前期

配点率30%

易□ 並□ 難□

【4】  xy 平面上に n 個の点 P 1 (x 1,y 1) Pn (x n,y n) があり,原点を通る直線 l ax +by =0 を考える.ただし, a2+ b2= 1 a0 とする.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 直線 l に直交し,点 P 1 (x 1,y 1) を通る直線を m とする.このとき,直線 l m との交点 Q 1 x 座標を求めよ.ただし,点 P 1 が直線 l 上にある場合は, P1 Q 1 は同じ点であるものとする.

(2)  α β を定数とし, α>0 -π< βπ とする.このとき,次の式を α sin( 2θ+ β) の形で表せ.

-3 cos2 θ+6 sinθ cosθ+ 3 sin2 θ

(3)  k=1 nxk 2=5 3 k=1 nx ky k=3 k=1 ny k2= 73 とする. xy 平面上の n 個の点 P 1 (x 1,y 1) Pn (x n,y n) と原点を通る直線 l ax +by =0 との距離をそれぞれ d 1 dn とおく.ただし,点 P k (x k,y k) が直線 l 上にある場合は, Pk と直線 l との距離は 0 であるものとする.また,直線 l a =cosθ b=sin θ を用いて表し, θ の範囲は - π2 θ π2 とする.このとき, k=1 nd k2 を最小にする θ を求めよ.

(4) (3)と同様にして, k=1 nx k2= 53 k=1 nx ky k=3 k=1n yk 2=7 3 とする.各点 P k (x k,y k) から直線 l ax +by =0 に垂線を下したときの交点を Q k とし,各 Q k と原点との距離を w k とする.ただし,点 P k (x k,y k) が直線 l 上にある場合は, Pk Q k は同じ点であるものとする.また,交点 Q k が原点と一致する場合は,点 Q k と原点との距離は 0 であるものとする.このとき, k=1 nw k2 の最大値を求めよ.

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