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2022 大阪公立大学 前期

文系

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 点 O を原点とする座標平面上において,点 A B

| OA |= 3 | OB |= 2 OA OB =2

を満たすとする.また,点 A を通り直線 OB と平行な直線上の点 C

| OC |= 5 OB OC <0

を満たすとする.直線 OA と直線 BC の交点を D とする.次の問いに答えよ.

問1  OC OA OB を用いて表せ.

問2  cos∠AOC を求めよ.

問3  ▵OAC の面積を求めよ.

問4  ▵OBD の面積を求めよ.

2022 大阪公立大学 前期

文系

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】  a b を定数とし, a0 とする. xy 平面上において,円 x2+ y2= 1 C 1 とし,放物線 y =ax 2+b C 2 とする.次の問いに答えよ.

問1  a=2 b=-1 のとき, C2 C 1 の内部を 3 つの部分に分ける.このうち原点を含む部分の面積を求めよ.

問2  a>0 b<- 1 とする.このとき, C1 C 2 が共有点をもつための条件を a b を用いて表せ.

2022 大阪公立大学 前期

文系

配点50点

易□ 並□ 難□

【3】  a1 a2 an をそれぞれ 0 から 9 までの整数とし, an 0 とする. n 桁の自然数

a=a n10 n-1 ++ a2 101 +a1

に対し, ak a 10 k-1 の位の数という.また, n5 のとき,

a5 104+ a4 103 +a3 102 +a2 10 1+a 1

a の下 5 桁という.例えば, 7 桁の自然数 1234567 100 の位の数は 5 であり,下 5 桁は 34567 である.次の問いに答えよ.

問1  (1001 )15 の下 5 桁を求めよ.

問2  780 の下 5 桁を求めよ.

問3  2 桁の自然数のうち, 1 の位の数と 10 の位の数の和の 2 乗がその自然数自身に等しいものをすべて求めよ.

問4  4 桁の自然数のうち, 1 の位の数と 10 の位の数と 100 の位の数と 1000 の位の数の和の 4 乗がその自然数自身に等しいものをすべて求めよ.

2022 大阪公立大学 前期

文系

配点50点

易□ 並□ 難□

【4】 関数 f (x )

f( x)= x3- 53 x

で定める. a を正の定数とし,曲線 y =f( x) 上の点 ( a,f (a )) における接線を l1 ( a,f (a )) を通り直線 l 1 と垂直な直線を l 2 とする.次の問いに答えよ.

問1 直線 l 1 の方程式を a を用いて表せ.

問2 直線 l 2 の方程式を a を用いて表せ.

問3 直線 l 2 と曲線 y= f( x) 1 点だけを共有するとき,正の定数 a のとり得る値の範囲を求めよ.

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理系

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】  log を自然対数, e をその底とする.次の問いに答えよ.

問1  x0 のとき,

x x22 log (1 +x) x x 22 + x33

が成り立つことを示せ.

問2  t0 とする.次の極限を t を用いて表せ.

limn en t (1+ tn ) -n2

問3 問2で求めた極限を f (t ) とおく.このとき

0100 f( t) dt< e 500050

が成り立つことを示せ.

2022 大阪公立大学 前期

理系

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】  n 2 以上の整数とする. 1 から 6 までの目のある 1 個のさいころを n 回続けて投げるとき, n 回目で初めて直前の回と同じ目が出る確率を P n で表す.次の問いに答えよ.

問1  Pn n を用いて表せ.

問2  Sn= k =2n Pk n を用いて表せ.

問3  Sn 12 となる最小の n を求めよ.

問4  En= k=2 nk Pk n を用いて表せ.

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理系

配点50点

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【3】  p q を自然数とする.次の問いに答えよ.

問1  p=7 q=11 のとき,等式 p x+q y=1 を満たす整数 x y の組を 1 つ求めよ.

問2  p=6 q=9 のとき,等式 p x+q y=1 を満たす整数 x y の組は存在しないことを示せ.

問3  i を虚数単位とする.自然数 n に対して,集合 X n

Xn= {(cos 2π n+i sin 2 πn ) k| k は整数}

と定める.また,等式 p x+q y=1 を満たす整数 x y の組が存在すると仮定する.このとき,集合 X pq に属するすべての数は, Xp に属する数と X q に属する数の積で表されることを示せ.

問4 集合 X n は問3で定めたものとする.複素数

cos 2π pq +i sin 2π pq

X p に属する数と X q に属する数の積で表されるとき, p q は互いに素であることを示せ.

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理系

配点50点

易□ 並□ 難□

2022年大阪公立大前期理系【4】2022115620108の図

C0 C1 C2 の概形

【4】 実数 t に対して,

f( t)= 2cos t+cos 2t g( t)=2 sint -sin2 t

とおく. t を媒介変数として x =f( t) y=g (t ) で表される x y 平面上の曲線のうち,

0<t< 23 π 3 2π <t< 43 π 43 π <t<2 π

の部分をそれぞれ C0 C1 C2 とする.また, 0<α <2 3 π を満たす定数 α に対して,点 ( f( α), g( α) ) における C 0 の接線を L α とする.次の問いに答えよ.

問1 次の等式を示せ.

f( t) sin α2+ g( t) cos α2 =2sin (t+ α 2) -sin( 2t- α2 )

問2 次の等式を示せ.

(f (t )-f (α )) sin α 2+ (g (t) -g( α) )cos α2 =4 (sin t -α2 ) 2 sin (t+ α 2 )

問3 接線 L α の傾きを tan θ と表す.ただし - π 2< θ< π2 とする.このとき, θ α を用いて表せ.

問4  Lα C 1 の交点を P 1 とし, Lα C 2 の交点を P 2 とするとき,線分 P1 P2 の長さは α によらず一定であることを示せ.



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