Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2022年度一覧へ
大学別一覧へ
尾道市立大学一覧へ
2022-11721-0201
2022 尾道市立大学 後期
経済情報学部
配点35点
易□ 並□ 難□
【1】 a を 0 でない実数の定数とする. x についての連立不等式 { 2 ⁢x+1 ≧2 a⁢x >-3 について,次の問いに答えなさい.
(1) a=2 のとき,解を求めなさい.
(2) a=- 1 のとき,解に含まれる自然数の個数を求めなさい.
(3) 解に x =1 が含まれるような a の取りうる値の範囲を求めなさい.
(4) 解に含まれる自然数がちょうど 10 個になるような a の取りうる値の範囲を求めなさい.
2022-11721-0202
配点30点
【2】 次の[A],[B]のうちから,いずれか 1 つを選んで解答しなさい.
[A] 半径 r の 2 つの円 C 1 , C2 が外接している.また,円 C 3 は同じ点で,円 C 1 と外接し円 C 2 と内接している.また, 3 つの円 C1 , C2 , C3 の中心をそれぞれ A , B , C とすると,円 C 2 は点 C を通る.さらに,円 C 1 と円 C 3 はそれらの共通接線 l とそれぞれ異なる 2 点 D , E で接するとする.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) 円 C 3 で囲まれる領域から円 C 2 の内部を除いた領域の面積 S は,円 C 1 で囲まれる領域の面積 T の何倍であるか.
(2) 四角形 ADEC の面積が 3 となるような r の値を求めなさい.
2022-11721-0203
[B] 自然数 N は, p , q ( p<q ) のみを素因数にもち, N の正の約数の個数は 21 であるという.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) N=p m⁢q n を満たすような自然数の組 ( m,n ) をすべて求めなさい.
(2) N の正の約数の総和を S とする. 3000≦S ≦4000 を満たすような N をすべて求めなさい.
2022-11721-0204
【3】 a>0 とし,放物線 C :y= x2 上に点 A (a, a2 ) をとる.点 A における C の接線を l , 点 A を通り l に垂直な直線を m とし,さらに C と m との交点のうち, A と異なる方の点を B とする.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) 2 直線 l , m の方程式をそれぞれ a を用いて表しなさい.
(2) 点 B の座標を a を用いて表しなさい.
(3) 放物線 C と直線 m で囲まれる図形の面積 S ⁡(a ) を a を用いて表しなさい.ただし,必要なら定積分に関する公式
∫ αβ (x−α )⁢( x-β) ⁢dx= - 16⁢ (β -α) 3
は証明なしに用いてよい.
(4) S⁡( a) の最小値を求め,それを与える a の値を求めなさい.