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【4】 をより大きい実数とする.座標空間内の点をとり,をを中心とする半径の球面とする.はを通る直線で,とただ一つの共有点をもつとする.と平面との共有点をとする.
〔1〕 であり,線分の長さは線分の長さはである.とが相似であることから,線分の長さはであり,を軸の周りに回転して得られる円錐の体積はとなる.
〔2〕 線分上に中心がある球面で,直線とも球面ともそれぞれただつの共有点を持つものをとする.このとき,とは外接し,その共有点をとするとである.また,球面の半径はである.
以下同様に,について,線分上に中心がある球面で,直線とも球面ともそれぞれただつの共有点を持つものをとして,との共有点をと順に定める.このとき,の半径はであり,が囲む球体の体積をとすると,である.よって
である.したがって,
となる.