2022 関西大 全学日程文系2月5日実施MathJax

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2022 関西大学 全学日程文系

2月5日実施

易□ 並□ 難□

【1】  a b を実数とする.このとき, f( x)= x2-a x-b とおき, 2 次方程式 f (x )=0 を考える.次の問いに答えよ.

(1)  f( x)= 0 x =-1 および x =2 を解にもつときの a b の値を求めよ.

(2)  f( x)= 0 x =1 を重解にもつときの a b の値を求めよ.

(3)  f( x)= 0 x =2 を重解にもつときの a b の値を求めよ.

(4)  f( x)= 0 2 つの異なる実数解をもち,それらが - 1 より大きく, 2 より小さくなるような点 ( a,b ) の存在する領域を解答欄の座標平面に図示せよ.

2022 関西大 全学日程文系

2月5日実施

易□ 並□ 難□

【2】 次の   を数値でうめよ.

  t>0 とし,曲線 y =x2 -2x 上の点で x 座標が t であるものを P とおく. O を原点とすると,線分 OP の長さの 2 乗は OP 2=t 64 t4 + t2 である.さらに, k>0 とし, OP2 =k となる t の個数を n とする. n=1 となるのは, 0<k < または k > のときである.また, n=2 となるときの t 2 の値は

t2 2 3

である.ただし,

2 3< < <

である.

2022 関西大学 全学日程文系

2月5日実施

易□ 並□ 難□

【3】  ▵OAB において, OA =a OB =b とおく.また, 0<p <1 0<q <1 とし,辺 OA p :(1 -p) に内分する点を P OB ( 1-q) :q に内分する点を Q とする.さらに,辺 AB の中点を R とし,線分 PQ と線分 OR の交点を S とする.次の   をうめよ.

 まず, OR = 12 a + 12 b である.また, PS:SQ= r:(1 -r) とおき, OS a b および p q r を用いて表すと,

OS = a + b

となる.よって, r p q の式で表すと, r= となる.さらに,相加平均と相乗平均の大小関係より,不等式

| OR | | OS | = 12 ( 1 + 1 ) 1 ×

が成り立つ.ただし, p の式で, q の式でうめよ.

  p q

( ) 2+ ( ) 2=1

を満たすとする.このとき, × の最大値は である.さらに, × が最大となるとき,上の不等式において等号が成り立つ.よって, | OS | p = のときに最大となる.

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