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2022-14991-0301
2022 関西大学 全学日程文系
2月5日実施
易□ 並□ 難□
【1】 a , b を実数とする.このとき, f⁡( x)= x2-a ⁢x-b とおき, 2 次方程式 f ⁡(x )=0 を考える.次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x)= 0 が x =-1 および x =2 を解にもつときの a , b の値を求めよ.
(2) f⁡( x)= 0 が x =1 を重解にもつときの a , b の値を求めよ.
(3) f⁡( x)= 0 が x =2 を重解にもつときの a , b の値を求めよ.
(4) f⁡( x)= 0 が 2 つの異なる実数解をもち,それらが - 1 より大きく, 2 より小さくなるような点 ( a,b ) の存在する領域を解答欄の座標平面に図示せよ.
2022-14991-0302
2022 関西大 全学日程文系
【2】 次の を数値でうめよ.
t>0 とし,曲線 y =x2 -2⁢x 上の点で x 座標が t であるものを P とおく. O を原点とすると,線分 OP の長さの 2 乗は OP 2=t 6−4⁢ t4 + ① ⁢ t2 である.さらに, k>0 とし, OP2 =k となる t の個数を n とする. n=1 となるのは, 0<k < ② または k > ③ のときである.また, n=2 となるときの t 2 の値は
t2 =2 3 , ④ , ⑤ , ⑥
である.ただし,
2 3< ④ < ⑤ < ⑥
である.
2022-14991-0303
【3】 ▵OAB において, OA→ =a→ , OB→ =b→ とおく.また, 0<p <1 , 0<q <1 とし,辺 OA を p :(1 -p) に内分する点を P , 辺 OB を ( 1-q) :q に内分する点を Q とする.さらに,辺 AB の中点を R とし,線分 PQ と線分 OR の交点を S とする.次の をうめよ.
まず, OR→ = 12 ⁢a →+ 12 ⁢ b→ である.また, PS:SQ= r:(1 -r) とおき, OS→ を a → , b→ および p , q , r を用いて表すと,
OS→ = ① ⁢ a→ + ② ⁢ b→
となる.よって, r を p , q の式で表すと, r= ③ となる.さらに,相加平均と相乗平均の大小関係より,不等式
| OR→ | | OS→ | = 12 ⁢( 1 ④ + 1 ⑤ ) ≧ 1 ④ × ⑤
が成り立つ.ただし, ④ は p の式で, ⑤ は q の式でうめよ.
p , q が
( ④ ) 2+ ( ⑤ ) 2=1
を満たすとする.このとき, ④ × ⑤ の最大値は ⑥ である.さらに, ④ × ⑤ が最大となるとき,上の不等式において等号が成り立つ.よって, | OS→ | は p = ⑦ 2 のときに最大となる.