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2022-14991-1201
2022 関西大学 全学日程総合情報学部
2月6日実施
易□ 並□ 難□
【1】 空間に 3 点 A (a, 0,0 ), B (0, b,0 ), C (0, 0,c ) をとる.ただし, a>0 , b>0 , c>0 とする.線分 AC を t :1-t に内分する点を P とし,線分 BC を 1 -t:t に内分する点を Q とする ( 0≦t≦ 1 ).
(1) P と Q の座標をそれぞれ求めよ.また,ベクトル PQ → と n →= ( 1a, 1b , 1c ) との内積は t の値によらず一定であることを示せ.
(2) 線分 PQ の長さを直径とする円の面積 S ⁡(t ) を求めよ.また, S⁡( t) が最小となる t の値を求めよ.
(3) (2)の S ⁡(t ) について,積分 ∫01 S⁡( t)⁢ dt を求めよ.
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【2】 f⁡( x)=x ⁢(3 -x) とおく.曲線 y =f⁡( x) と x 軸とで囲まれる部分の面積を S とする. x 軸上の線分 { x| 0≦x≦ 3} を線分 Ik={ x| k -1n ≦x ≦ kn } によって 3 ⁢n 等分する ( k=1 , 2 ,⋯ , 3⁢n ). Ik の長さと f ⁡( kn ) を縦と横の長さとする長方形の面積の総和を S n とする.ただし, n は自然数である.
(1) S1 を求めよ.
(2) S-S n を求めよ.
(3) S-S n< S104 となるような最小の自然数 n を求めよ.
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【3】 1 から 9 までの自然数が 1 枚に 1 つずつ書かれた 9 枚のカードがある.それらをよくまぜてから 1 枚のカードを取り出し,取り出したカードに書かれた数を a とする.取り出したカードを元に戻し,同様に 9 枚のカードから 1 枚を取り出し,取り出したカードに書かれた数を b とする.円
C:x 2-2⁢ a⁢x+ y2- a⁢y+ 54 ⁢a 2-b= 0
を考えるとき,次の をうめよ.ただし, ① , ③ , ⑤ は a , b を用いた式でうめよ.
(1) 円 C の中心と原点との距離が 10 以下となる条件は ① であり,その確率は ② である.
(2) 原点が円 C の内部(円周上は含まない)にある条件は ③ であり,その確率は ④ である.
(3) 円 C と直線 y =x が異なる 2 つの共有点をもつための条件は ⑤ であり,その確率は ⑥ である.
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【4】 数列 { an } は a 1=2 , a n+1 an =2⁢ an -32 ( n=1 , 2 , 3 ,⋯ ) を満たしている. bn= log2⁡ an とおくとき,次の をうめよ.
正の実数 x に対して log 2⁡( 2⁢x -32 ) = ① + ② ⁢ log2⁡ x が成り立つので,与えられた { an } の漸化式から b n+1 + ③ ⁢bn + ④ = 0 が得られる.このことから数列 { bn- 23 } は公比 ⑤ の等比数列であることがわかり, bn = ⑥ となる.よって, |b n-b n−1 |< 11024 となる最小の n は ⑦ である.