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2023-10161-0201
2023 茨城大学 後期
理学部
易□ 並□ 難□
【1】 i を虚数単位とし, 0≦θ <2⁢π とする. z=cos⁡ θ+i⁢ sin⁡θ とし, z , z2 , z3 の虚部はすべて正であるとする.複素数平面において, 7 点 A⁡( 1) , B⁡ (z ), C⁡ (z2 ), D⁡ (z3 ), E⁡ ( 1z3 ) , F⁡ ( 1z2 ) , G⁡ ( 1z ) を頂点とする七角形 ABCDEFG の面積を S ⁡(θ ) とする.以下の各問に答えよ.
(1) θ のとり得る値の範囲を求めよ.
(2) S⁡( θ) を求めよ.
(3) S⁡( θ) が最大となる θ の値を求めよ.
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【2】 数列 { an } の初項 a 1 から第 n 項 a n までの和 S n は次の式で表されるとする.
Sn= 12 ⁢( 5⁢n- 2022)⁢ (n+1 )-6 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
不等式 a n≦0 を満たす n の最大値を p とする.以下の各問に答えよ.
(1) 数列 { an } の一般項を求めよ.
(2) an が 7 の倍数であり,かつ n ≦p を満たす n の個数を求めよ.
(3) q=p+ 1 とし, n≧q を満たす n に対して
An = 1an +1⁢ an +an ⁢a n+1 , Bn= 1 an - 1an +1
とする.次の等式が成り立つような定数 c の値を求めよ.
An= c⁢Bn ( n≧q )
また,和 D =Aq +Aq +1+ Aq+ 2+⋯ +A2 ⁢q を求めよ.
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【3】 a , b を実数の定数とする.座標平面において,曲線 y =-x2 を, x 軸方向に a , y 軸方向に b だけ平行移動して得られる曲線を C とし,直線 y =x を l とする.以下の各問に答えよ.
(1) 曲線 C が直線 l と x 軸の両方に接するとする.定数 a , b の値を求めよ.また,曲線 C , 直線 l , および x 軸で囲まれた部分の面積 S を求めよ.
(2) a=2 , b=4 とする.曲線 C の法線で,原点を通るものの方程式をすべて求めよ.
(3) a=2 , b=4 とする.曲線 C と直線 l で囲まれた部分を, y 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積 V を求めよ.
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工学部
【1】 以下の各問の にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.ただし,対数は自然対数とし, e は自然対数の底とする.
(1) i は虚数単位とする. 3 つの複素数の積
(cos⁡ π9 +i⁢ sin⁡ π9 )⁢( cos⁡ 2⁢π 9+i ⁢sin⁡ 2 ⁢π9 )⁢ (cos⁡ π 3+i ⁢sin⁡ π3 )
を計算すると (あ) である.ただし, sin , cos を用いずに答えること.
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(2) 次の極限を求めよ.
(ⅰ) limx →2 2 +x- 6-x x2- 4 = (い)
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(ⅱ) limx →0 1x ⁢log ⁡( ex+ 12 )= (う)
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(3) 関数 f ⁡(x )=e x2 の x =1 における微分係数は f′⁡ (1) = (え) であり,関数 g ⁡(x )= e⁢x -e⁢x ( x>0 ) の x =e における微分係数は g ′⁡( e) = (お) である.
また,関数 h ⁡(x ) を合成関数 h ⁡(x )= (g∘ f)⁡ (x ) で定めると,曲線 y =h⁡( x) 上の点 ( 1,h⁡ (1 )) における法線の傾きは (か) である.
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(4) 閉区間 12≦ x≦3 を定義域とする関数 y =log⁡( x x2+ 1 ) の値域は
(き) ≦ y≦ (く)
である.
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(5) 次の定積分を求めよ.
(ⅰ) ∫ -π2 π2 cos⁡x 2+sin⁡ x⁢ dx= (け)
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(ⅱ) ∫ 03 x +2x +1 ⁢dx = (こ)
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(ⅲ) ∫ ee2 log⁡ x⁢dx = (さ)
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【2】 以下の各問の にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.
(1) 2 進法で表された数の次の計算をせよ.ただし,答えは 2 進法で表すこと.
110101( 2) -1111( 2) = (し)
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(2) 5 人でグー,チョキ,パーのじゃんけんを 1 回行うとき, 1 人だけが勝つ確率は (す) である.ただし,どの人もグー,チョキ,パーを出す確率は等しくそれぞれ 13 とする.
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(3) a を実数の定数とする.連続関数 f ⁡(x ) が等式
∫ ax f⁡( t)⁢ dt= x3- x2-x -2
を満たすとする.このとき, f⁡( x)= (せ) であり, a= (そ) である.
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(4) 初項 3 の等差数列がある.初項から第 30 項までの和が 264 であるとき,第 6 項は (た) である.
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(5) 平面上のベクトル a → , b→ が次の条件
| a→ +2⁢ b→ | =| 3⁢a →- b→ |= 5 かつ a →⋅ b→= 549
を満たすとき, | a→ | = (ち) , | b→ | = (つ) である.
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【3】 以下の にあてはまる答えを,解答用紙の指定の欄に記入しなさい.
12 個の値からなるデータがある.そのうちの 8 個のデータの平均値が 12 , 分散が 18 であり,残りの 4 個のデータの平均値が 6 , 分散が 9 であるとする.このとき, 12 個のデータの平均値は (て) であり,分散は (と) である.