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2023 横浜国立大学 後期

経済,経営学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  p q 2 <p<q を満たす素数とする. a2- c2= d2- b2=p q を満たす相異なる 4 つの正の整数 a b c d が存在するとき, a2+ b2 は素数でないことを示せ.

(2) 実数 a b c d a 2+b2 =c2 +d2 を満たすとき,以下の等式が成り立つことを示せ.

(a2 +b2 )2 =(a c-b d)2 +( ad+b c) 2 =( a2- b2) 2+ (2a b) 2 =( ac+b d) 2+( ad-b c) 2 =( c2-d 2)2 +( 2cd )2

(3)  x2+ y2= 652 かつ 0 <x<y を満たす整数の組 ( x,y ) 4 つ求めよ.

2023 横浜国立大学 後期

経済,経営学部

易□ 並□ 難□

【2】 実数 p q に対し, x についての整式 F (x )

F( x)= 12 x 2p xq

で定める.数列 { an } {bn } n=0 1 2 があり,以下の条件を満たしている.

a0= 1 b0= 0

12 an x2+ bnx F (x ) で割った余りは a n+1 x+b n+1 n=0 1 2 である.

 さらに, an- bn= (-1 )n n=0 1 2 が成立するとき,次の問いに答えよ.

(1)  q p で表せ.

(2)  a1 a2 p で表せ.

(3)  an n p で表せ.

2023 横浜国立大学 後期

経済,経営,理工,都市科学部

易□ 並□ 難□

【3】  1 つのさいころを 4 回投げて, xy 平面上の点 ( xk, yk ) k=0 1 2 3 4 を次のように定める.

(x 0,y 0)= (0, 0)

(x k,yk )={ ( xk-1 ,yk -1)    k回目に出た目が 1 のとき (xk -1+1, yk-1 )   k 回目に出た目が2 または 3 のとき (xk- 1,yk -1+1 )   k 回目に出た目が 4または 5 のとき (xk- 1+1, yk-1 +1)   k 回目に出た目が 6のとき

k=1 2 3 4

  0 以上 4 以下の 2 つの整数 x y に対して, (x 4,y 4)= (x, y) となる確率を P (x ,y) とする.次の問いに答えよ.

(1)  P( 2,2) P( 3,3 ) をそれぞれ求めよ.

(2)  y=04 P( 0,y) を求めよ.

(3)  y=0 4P (1, y) を求めよ.

(4)  y=04 P( x,y ) x で表せ.

2023 横浜国立大学 後期

経済,経営学部

易□ 並□ 難□

【4】  0θ π を満たす実数 θ に対して,

A( θ)= (cos 2θ- sin2 θ) 2

B( θ)= (cos 3θ -sin3 θ) 2

C( θ)= (cos 4θ+ sin4 θ) 2

とする. x=sin θcos θ とおく.次の問いに答えよ.

(1)  x のとり得る値の範囲を求めよ.

(2)  A( θ) B( θ) C( θ) をそれぞれ x の式で表せ.

(3)  A( θ)+B (θ )-2 C( θ) x で表した式を f (x ) とおく. x が(1)で求めた範囲を動くとき, f( x) が最大となる x の値を求めよ.

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理工,都市科学部

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【1】 次の問いに答えよ.ただし, e は自然対数の底である.

(1) 関数 f (x ) x >0 において以下をみたす.

f( x)= (log x)2 - 1e f(t )dt

 このとき, f( x) を求めよ.

2023 横浜国立大学 後期

理工,都市科学部

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.ただし, e は自然対数の底である.

(2) 定積分

logπ 4log π2 e 2x (sin (ex )) 2 dx

を求めよ.

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理工,都市科学部

易□ 並□ 難□

【2】  O を原点とする x yz 空間に 3 A (6, -6,0 ) B (1, 1,0 ) C (1, 0,1 ) がある. 3 O B C を通る平面を α とする.また,点 D を,線分 AD が平面 α と垂直に交わり,その交点は AD の中点であるように定める.次の問いに答えよ.

(1)  D の座標を求めよ.

  xy 平面上に点 E がある.点 P α 上を動くとき,線分 AP PE の長さの和 AP +PE の最小値を m とし,その最小値をとる点を P 0 とする.

(2)  E の座標が ( 10,6,0 ) のとき, P0 の座標を求めよ.

(3)  E x y 平面内の曲線 y= -(x -5) 2 上を動くとき, m が最小となる点 E の座標を求めよ.

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理工,都市科学部

易□ 並□ 難□

【3】 複素数 α β α -α =2i α=α β α- α をみたすとする.複素数 z n を以下で定める.

z1= 2i zn+ 1= α zn zn+ α n=1 2 3

次の問いに答えよ.

(1)  zn n=1 2 3 を, n β の式で表せ.

(2)  zn+ 4=z n n=1 2 3 をみたすとき, (α ,β ) をすべて求めよ.

(3) 複素数平面上の点 z n n=1 2 3 は, n によらない円 C 上にあることを示し, C の中心と半径を求めよ.また, C を図示せよ.

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理工,都市科学部

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【4】 正の整数 a b c に対して,

2a 3+b 3=c 3+2023

が成り立つとする.次の問いに答えよ.

(1)  b-c= 3k+r k r は整数であり, r - 1r 1 をみたす)と表すとき, b2+ bc+ c2 3 で割った余りを, r の式で表せ.

(2)  a 3 で割った余りが 2 であるとき, b-c b2+ bc+ c2 をそれぞれ 3 で割った余りを求めよ.

(3)  a=8 のとき, (b, c) をすべて求めよ.

2023 横浜国立大学 後期

理工,都市科学部

易□ 並□ 難□

【5】 関数 f (x) =x2+ 2x2 2-x 2 0x 2 に対して, y=f (x ) の表す曲線を C とする.次の問いに答えよ.

(1)  f( x) の増減,極値を調べ, C の概形を描け.ただし, C の凹凸,変曲点は調べなくてよい.

(2)  C x 軸と直線 x= 1 および x= 2 で囲まれた部分の面積を求めよ.

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