Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2023年度一覧へ
大学別一覧へ
信州大一覧へ
2023-10421-0401
2023 信州大学 後期 理学部
易□ 並□ 難□
【1】 n を自然数とする.数直線上で原点を出発点として点 P を動かす. 1 個のさいころを投げて出た目が 1 , 2 , 3 , 4 ならば正の向きに 1 だけ進め,出た目が 5 , 6 ならば負の向きに 1 だけ進める.この試行を 2 ⁢n 回繰り返すとき,点 P の座標が x である確率を p ⁡(x ) と表す.次の問いに答えよ.
(1) p⁢( 2⁢n- 2) を求めよ.
(2) k は - n≦k≦ n-1 を満たす整数とする.このとき, p⁢( 2⁢k+ 2) p⁢( 2⁢k) ≦1 となる k の条件を求めよ.
(3) m を自然数とし, n=3⁢ m+1 とする. -n≦k ≦n の範囲で, p⁡( 2⁢k ) が最大となる整数 k をすべて求め, m を用いて表せ.
2023-10421-0402
【2】 平面上の 3 点 O , A , B は同一直線上にはないとする. a→ =OA→ , b→ =OB→ とし, α=| a→ | , β=| b→ | とおく.また,線分 AB を α :β に内分する点を C とし, c→ =OC→ , γ=| c→ | とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a→ ⋅c→ =p かつ b →⋅ c→= q であるとき, α β を p と q を用いて表せ.
(2) α+β =α⁢β かつ a →⋅ c→= γ2 であるとき, α を求めよ.
(3) 点 A , B が a →⋅ b→ = -( α⁢β )2 α+ β を満たしながら働くとき, γ2 の最大値を求めよ.
2023-10421-0403
【3】 p>0 とする.放物線 C 1:y =x2 上の 2 点 P (-2 ,4) , Q (2 ⁢p,4 ⁢p2 ) と原点 O を頂点とする三角形の面積を T ⁡(p ) とする.また,点 Q で直線 QP に接する放物線 C 2:y =-x2 +b⁢ x+c と放物線 C 1 で囲まれた部分の面積を S ⁡(p ) とする. p>0 の範囲で, S ⁡(p )T ⁡(p ) の最小値とそのときの p の値を求めよ.
2023-10421-0404
【4】 関数 f ⁡(x )= 1 x2 −x−2 について,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) の増減を調べ, y=f⁡ (x ) のグラフの概形をかけ.ただし,グラフの凹凸は調べなくてよい.
(2) 次の条件を満たす実数 a をすべて求めよ.
x≦a の範囲で, f⁡( x) の最大値は 14 である.
(3) 次の条件を満たす実数 b をすべて求めよ.
b≦x≦ b+ 32 の範囲で, f⁡( x) の最大値は - 49 , 最小値は - 45 である.