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2023 京都教育大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  k は実数であるとする.方程式

(x -2) 2+( y-3) 2-4 + k( x2+y 2-1) =0

で表される図形が円になるような, k の値の範囲を求めよ.

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【2】  xy 平面上の点で, x 座標も y 座標も整数である点を格子点と呼ぶ.不等式 x 0 y0 で表される x y 平面上の領域を D とおく.自然数 n に対し,直線 y =-2 x+n D の交わり上にある格子点の個数を a n で表す.

(1)  a1 a2 a3 a4 a5 a6 a7 を求めよ.

(2) 自然数 n に対し, k=1 2n+1 ak を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【3】  θ は実数であるとする.

(1)  sin2 2θ= sin2 θ となるための, θ に関する条件を求めよ.

(2)

{ a1= sin2 θ an +1= 4an -4 an2 n1

とする.

(a)  a2 a3 θ と三角関数を用いて表せ.

(b)  k は自然数であるとする. θ= πk とするとき, an+ 1=a n をみたす n が存在するための k に関する条件を求めよ.

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【4】(1)  a 0 以上 99999 以下の整数であるとする. a を十進法で表したとき,各桁の数字の表す数の和が 9 の倍数であることは, a 9 の倍数であるための必要十分条件であることを証明せよ.

(2) 正二十面体の 20 個の面に, 0 から 9 までの数字を, 2 面ずつに書いた乱数さいというサイコロがある.乱数さいを投げたとき, 0 から 9 までの数字が等確率で出るとして,以下の問題に答えよ.

(a) 乱数さいを 5 回投げ, k 回目に出る目を 10 5-k の位の数字とする 5 桁の十進数を作る.なお,初回から l 回続けて 0 が出て, (l+ 1) 回目に 0 以外の目が出た場合には,最初の l 回を無視して, (5- l) 桁の十進数を作り,すべて 0 が出た場合には,十進数 0 を作る.このとき,この十進数が表す整数が, 9 の倍数である確率を求めよ.

(b) 乱数さいを 5 回投げるとき,出る目の和が 9 の倍数になる確率を求めよ.

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数学領域専攻以外【5B】との選択

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【5A】  a b 0 <a<b をみたす実数であるとし, A (0, a) B (b, 0) C (b,a +b) とする. 3 A B C を通る円を S 1 とし, 2 B C を通り, S1 と半径が同じで, S1 と異なる円を S 2 とおく.

(1) 円 S 1 の中心の座標と半径を求めよ.

(2) 円 S 2 の中心の座標を求めよ.

(3)  S1 S 2 を合わせた図形を S とおく.すなわち S= S1 S2 とする.直線 y =x+k S が共有点を持つような k の範囲を求めよ.

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数学領域専攻は必須

数学領域専攻以外は【5A】との選択

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【5B】  f( t)= sin3t とし,次の媒介変数表示

{ x=f (t+ π2 ) y=f (t) 0t2 π

で与えられる曲線について考える.

(1)  t= π6 に対応する点を求めよ.

(2)  t= π6 に対応する点における曲線の接線を求めよ.

(3)  0t π2 における曲線の長さ 0π 2 { ddt f (t) }2+ { ddt f (t+ π2) }2 dt を求めよ.

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