Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2023年度一覧へ
大学別一覧へ
京都工繊大一覧へ
2023-10550-0101
2023 京都工芸繊維大学 前期
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 開区間 ( 0,1 ) で定義された 2 つの関数
f⁡( x)= ∫ x21 log⁡t t⁢ dt , g⁡( x)= ∫ x21 log⁡t t⁢ dt
を考える.
(1) 関数 f ⁡(x ) および g ⁡(x ) を求めよ.
(2) x の関数 g⁡( x) f⁡( x) は開区間 ( 0,1 ) で増加することを示せ.
2023-10550-0102
【2】 a を正の実数とする.関数 f ⁡(x )=e a⁢x を考え,自然数 n に対し,連立不等式
{ 0≦x ≦n 0≦y ≦f⁡( x)
の表す x ⁣y 平面内の領域を D n とする. Dn の点 ( x,y ) のうち, x と y がともに整数であるものの個数を S ⁡(n ) とし,また, Dn の面積を T ⁡(n ) とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 自然数 n に対し, T⁡( n) を求めよ.
(2) 自然数 n に対し, R⁡( n)= ∑ k=0 nf ⁡(k ) とおく.極限 limn→ ∞ R⁡( n) ea⁢ n を求めよ.
(3) 極限 limn→ S⁡( n) T⁡( n) を求めよ.ただし, limn →∞ n ea⁢n = 0 であることを証明なしに用いてよい.
2023-10550-0103
【3】 i を虚数単位とする. α と β は異なる複素数とする. α とも β とも異なる複素数 z が条件
1 2≦ | z -β z-α |≦ 3 かつ z-β z-α の偏角は - π 2 である
を満たしながら動く.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 実数 |z- α|+ |z- β| の取り得る値の範囲を求めよ.
(2) 実数 |z- α|+ |z- β| が(1)の値の範囲内の最小の実数に等しくなるような z の値をすべて求めよ.
2023-10550-0104
【4】 関数 f ⁡(x ) を
f⁡( x)= ∫ x2⁢x ( sin⁡t )⁢ e- (t -x) 2 ⁢dt ( 0<x< π )
により定める.このとき, x に関する方程式
f⁡( x)+ f″ ⁡(x )=0
の, 0<x< π の範囲における実数解の個数を求めよ.ただし, f″ ⁡(x ) は関数 f ⁡(x ) の第 2 次導関数である.