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2023-10848-0101
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2023 九州工業大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 a≠0 を実数とし,関数 f ⁡(x ) を f ⁡(x )=- x+2⁢ a⁢x -3 とする.曲線 C :y=f ⁡(x ) の点 ( 7,f⁡ (7) ) における接線 l が,点 A (4, 0) と直線 y =x-2 上のある点 P とを結ぶ線分 AP の垂直二等分線となるとき,次に答えよ.
(ⅰ) 接線 l の方程式を a を用いて表せ.
(ⅱ) a をすべて求めよ.
(ⅲ) 原点を通り接線 l に平行な直線を m とする.曲線 C と直線 m で囲まれた図形の面積 S を求めよ.
2023-10848-0102
【2】 関数 f n⁡( x) ( n=1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 ) を以下で定める.
f1 ⁡(x )=x , f2 ⁡(x )= 1(x -2) ⁢(x +1) , f3⁡ (x) =cos⁡( π⁢x ),
f4 ⁡(x )=x ⁢ex , f5 ⁡(x )= 14- x2 , f6⁡ (x) =sin⁡( π⁢x )
次に答えよ.
(ⅰ) n=1 , 2 , 3 , 4 , 5 , 6 について, fn′ ⁡( 0) および ∫01 fn ⁡(x )⁢ dx を求めよ.
以下では,(ⅰ)で得られた値が 1 つずつ書かれた 12 枚のカードから 1 枚を抜き出し,値を調べてからもとに戻すことを 3 回繰り返す. 1 回目, 2 回目, 3 回目に調べた値をそれぞれ a , b , c とする.
(ⅱ) a ⁢b=0 となる確率を求めよ.
(ⅲ) a⁢b= c となる確率を求めよ.
2023-10848-0103
【3】 四面体 OABC は OA =OC=1 , OB=2 , ∠AOB= ∠BOC= π4 をみたしている. OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ , ∠COA=θ (0< θ< π2 ) として,次に答えよ.
(ⅰ) 線分 AB の長さおよび内積 a →⋅ b→ を求めよ.
(ⅱ) 内積 BA →⋅ BC→ および三角形 ABC の面積 S を θ を用いて表せ.
(ⅲ) 3 点 A , B , C の定める平面を α とし, α 上の点 H を直線 OH と α が垂直になるように選ぶ. OH→ を OB→ , BA→ , BC→ および θ を用いて表せ.
(ⅳ) (ⅲ)の点 H に対して,線分 OH の長さを θ を用いて表せ.
(ⅴ) 四面体 OABC の体積を V とする. V を θ を用いて表せ.また, θ が変化するとき, V の最大値とそのときの θ の値を求めよ.
2023-10848-0104
【4】 複素数 α について,実部を Re ⁡(α ), 虚部を Im ⁡(α ) とおく.次に答えよ.
(ⅰ) 複素数 z について,方程式 z−1 z=z を解け.
(ⅱ) 整数 a , b , c , d は a ⁢d-b ⁢c=1 をみたしている.等式
Im⁡( a ⁢z+b c⁢z +d )= Im ⁡(z ) |c⁢ z+d| 2 ( c⁢z+ d≠0 )
が成り立つことを示せ.
以下では,複素数 z について,
条件 P :|z |=1 , - 12< Re⁡( z)≦ 12
を考える.
(ⅲ) ある整数 m , n について, |m⁢ z+n| =1 と条件 P をみたす複素数 z が存在する.このとき, m , n の組をすべて求めよ.
(ⅳ) a⁢d -b⁢c =1 , b<0 をみたすある整数 a , b , c , d について, a⁢z+ bc⁢ z+d =z と条件 P をみたす複素数 z が存在する.このとき, a , b , c , d の組をすべて求めよ.