2023 長崎大学 前期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(1)  x 3 次関数 f (x )=x 3-3 x2+ ax+ 1 がある.曲線 y =f( x) 上における接線の傾きの最小値が - 12 になるとき,定数 a の値を求めよ.また, f( x) の極値,およびそのときの x の値を求めよ.

2023 長崎大学 前期

【3】(2)と同一

易□ 並□ 難□

【1】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(2)  ▵OAB 3 辺の長さは,それぞれ OA =2 AB=3 BO=3 である.頂点 O から辺 AB に垂線を下ろし,直線 AB との交点を H とする.また, ▵OAB の重心を G とする. GH OA OB を用いて表し,線分 GH の長さを求めよ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(3)  a を定数とするとき,不等式

loga 5x- loga (4 x) loga (x+ 1)

を解け.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(4) 整式 f (x ) が,すべての実数 x に対して

(f ( x)- 5) f (x) =3f (x) +x2- 7x- 12

を満たすものとする. f( x) の次数を n とするとき, n 3 以上にならないことを示し, f( x) を求めよ.ただし, f( x) の係数はすべて整数とする.

2023 長崎大学 前期

【4】と同一

易□ 並□ 難□

【2】  xy 座標平面上に,放物線 C y= (x- 3) 2 と直線 l y=2 x+9 があり, C l で囲まれた領域の周および内部を図形 F とする.以下の問いに答えよ.

 ただし,格子点とは, x 座標, y 座標がともに整数になる点をいう.

(1)  C l 2 つの交点の x 座標を p q p<q とするとき, p q の値をそれぞれ求めよ.また,図形 F に含まれる格子点のうち, x 座標が k pk q k は整数)である格子点の個数 a k k の式で表せ.さらに,図形 F に含まれる格子点の総数 N を求めよ.

(2) 図形 F に含まれる格子点を Q (x, y) とするとき, x+y の最大値と最小値,およびそのときの Q の座標をそれぞれ求めよ.

(3) 図形 F に含まれる 4 つの格子点を結んでできる 1 辺の長さが 1 の正方形のうち,頂点の x 座標が k および k +1 k は整数)である正方形の個数を b k とする. bk 1 となる k の値の範囲を求め, bk k の式で表せ.

(4) 図形 F に含まれる 4 つの格子点を結んでできる 1 辺の長さが 1 の正方形の面積の総和 T を求めよ.また,図形 F の面積を S とするとき, TS の値を求めよ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【3】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(1) 次のように,項数 m 2 つの等差数列 { an } {b n} がある.

{a n}   1,2, 3,4, ,m-2, m-1,m

{bn }   m,m-1 ,m-2, ,4,3 ,2,1

数列 { cn } の一般項を c n=an bn とするとき, cn の最大値,および k= 1m ck をそれぞれ m の式で表せ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【3】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(3)  x>0 のとき,不等式

log( 1+x) <x- x22 + x33

が成り立つことを証明せよ.ただし,対数は自然対数とする.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【3】 以下はそれぞれ個別の問題である.各問いに答えよ.

(4)  a b を定数とする.すべての実数 x で連続な関数 f (x ) について,等式

abf (x )dx = abf (a +bx )dx

が成り立つことを証明せよ.また,定積分 12 x 2x2 +( 3-x) 2 dx を求めよ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【5】 下図のように, xy 座標平面上に,原点 O を中心とする単位円周上の動点 P (cos θ,sin θ) 0θ 2π x 軸上の動点 Q (x, 0) x>0 がある. 2 P Q 間の距離は a a>1 で一定とし,定点 A (a+ 1,0 ) と動点 Q (x, 0) 2 点間の距離を f (θ ) とするとき,以下の問いに答えよ.ただし,(1)は答えのみでよい.

2023年長崎大前期【5】2023108810109の図

(1)  f( 0) f( π2 ) f( π) の値をそれぞれ求めよ.

(2) 点 Q x 座標を a θ を用いて表せ.

(3)  f( θ) a θ を用いて表し, f( θ) の導関数 f ( θ) を求め, f( θ) の増減を調べよ.

(4) 極限値 limθ 0 f( θ) θ2 を求めよ.

2023 長崎大学 前期

【8】と同一

易□ 並□ 難□

【6】 はじめに,図1のように x y 座標平面上に 4 P (0, 0) Q (2, 0) R (2, 2) S (0, 2) を頂点とする一辺の長さが 2 の正方形 PQRS がある.この正方形を,図2のように反時計周りに移動させる.ただし, P x 軸上を点 ( 0,0 ) から点 ( 2,0) に毎秒 1 の速さで正の方向に動くと同時に, S y 軸上を点 ( 0,2 ) から点 ( 0,0 ) に動くものとする.この移動で, 2 秒後には図3のような状態になる.

 この移動を繰り返すことによって,正方形は 8 秒後には図1の状態に戻る.以下の問いに答えよ.ただし,(1)は答えのみでよい.

2023年長崎大前期【5】2023108810109の図  2023年長崎大前期【5】2023108810109の図  2023年長崎大前期【5】2023108810109の図

図1

 

図2

 

図3

(1) 正方形が移動をはじめてから t 0t 2 秒後における 4 P Q R S の座標を,それぞれ t を用いて表せ.

(2) 正方形が移動をはじめてから t 0t 2 秒後における点 Q (x, y) の速度 v =( dx dt , dydt ) を求めよ.また, t=2 のときの Q の速さを求めよ.

(3) 正方形が移動をはじめてから t 0t 2 秒後における点 Q x 座標を f (t ) とする. f( t) の最大値を求めよ.また,そのときの Q R の座標を求めよ.

(4) 正方形の対角線の交点を D (x, y) とする.正方形が移動をはじめてから 8 秒間における点 D は,どのような図形上にあるか説明せよ.

(5) 正方形が移動をはじめてから 8 秒間における点 P の軌跡を C とする. C で囲まれる図形の面積 T を求めよ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【7】 複素数平面上に原点 O を中心とする単位円 C があり, 2 A (z 1) B (z2 ) は,円 C の周上にある. z1= cosα+ isin α z2= cosβ+i sinβ 0<α < π2< β<π とするとき,以下の問いに答えよ.ただし, i は虚数単位である.

(1)  z1 z 2 の積 z 1z 2 および和 z 1+z2 を,それぞれ極形式で表せ.

(2)  w= 2z1 z2 z1+ z2 で表される点を P (w ) とするとき, w を極形式で表せ.また,原点 O P (w ) D (z 1+z2 ) 3 点は,同一直線上にあることを示せ.

(3) 直線 AP は,円 C の接線であることを示せ.

(4) 直線 AB に関して点 P と対称な点を Q (v ) とする.点 Q が円 C の周上にあるとき, β α の式で表せ.

2023 長崎大学 前期

易□ 並□ 難□

【9】 ある日の朝,ある養鶏場で無作為に 9 個の卵を抽出して,それぞれの卵の重さを測ったところ,表1の結果が得られた.

表1 養鶏場で抽出した 9 個の卵の重さ(単位はグラム ( g )

58 61 56 59 52 62 65 59 68

 この養鶏場の卵の重さは,母平均が m 母分散が σ 2 の正規分布に従うものとするとき,以下の問いに答えよ.必要に応じて正規分布表を用いてもよい.

(1) 表1の標本の平均を求めよ.

(2) 表1の標本の分散と標準偏差を求めよ.

(3) 母分散 σ 2=25 であるとき,表1の標本から,母平均 m に対する信頼度 95 % の信頼区間を,小数点第 3 位を四捨五入して求めよ.

(4) この養鶏場のすべての卵の重さからそれぞれ 10 g を引いて, 50 g で割った数値は,母平均 m 1 母分散 σ 12 の正規分布に従う.このとき, m1 σ 12 をそれぞれ m σ の式で表せ.また, σ2= 25 であるとき,表1の標本から, m1 に対する信頼度 95 % の信頼区間を,小数点第 3 位を四捨五入して求めよ.

(5) 次の日の朝に, n 個の卵を無作為に抽出して,母平均 m に対する信頼度 95 % の信頼区間を求めることとする.信頼区間の幅が 5 以下となるための標本の大きさ n の最小値を求めよ.ただし,母分散 σ 2=25 であるとする.

教育(小学,幼児,特別支援,中学(実技系)教育コース),経済,環境科,水産学部 【1】,【2】

教育(中学(理系)教育コース),薬,歯,工学部 【3】,【4】(【2】と同一),【5】,【6】

医学部 【3】,【4】,【6】,【7】

情報データ科学部 【3】,【4】(【2】と同一),【5】必須,【8】(【6】と同一),【9】から1題選択

inserted by FC2 system