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【操作】 各辺を三等分して,それぞれの真ん中の線分を取り除き,その代わりに,その線分と同じ長さの辺本を多角形の外側に出っ張るように付け加え,再び多角形を得る.ただし,この【操作】で辺と辺が交差することはないとする.
辺の長さがの正三角形に対して上の【操作】を回以上行うとき.次の問に答えよ.
(1) に対して【操作】を回行った後にできる多角形の,辺の個数と,それらの長さの和を求めよ.
(2) に対して【操作】を回行った後にできる多角形の,辺の個数と,それらの長さの和を求めよ.
(3) に対して【操作】を回行った後にできる多角形の,辺の個数をで表せ.ただし,とする.
(4) 数列の一般項をとで表せ.
(5) に対して【操作】を回行った後にできる多角形の,すべての辺の長さの和をとで表せ.
【6】 太郎と花子がそれぞれ持ち寄った自分のさいころを回振って勝負する.太郎の振るさいころは正しいさいころで,どの目の出方も同様に確からしい(等確率である)が,花子の振るさいころは奇数の目が出る確率は,偶数の目が出る確率の倍となるさいころである.ただし,花子の振るさいころは奇数のそれぞれの目の出方は等確率であり,偶数のそれぞれの目の出方も等確率である.
出た目の大きい方を勝ちとする.次の問に答えよ.
(1) 花子の振るさいころの,の目の出る確率を求めよ.
(2) 花子の振るさいころの,の目の出る確率を求めよ.
(3) 太郎がさいころを振って出た目の値を確率変数とするとき,平均を求めよ.
(4) 花子がさいころを振って出た目の値を確率変数とするとき,平均を求めよ.
(5) (3)と(4)で求めたを用いて,この勝負で太郎と花子のいずれが有利か述べよ.