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2023-11261-0101
2023 東京都立大 前期
経済経営(経済経営学科数理),理,都市環境(都市政策科学科文系を除く),システムデザイン,健康福祉(放射線学科)学部
易□ 並□ 難□
【1】 a を 0 <a<1 をみたす実数とし,
f⁡( x)= 10 ⁢aa +2 ⁢log⁡ x+2⁢ log⁡( 1-x ) ( 0<x< 1 )
とする.ただし, log は自然対数とする.以下の問いに答えなさい.
(1) 関数 y =f⁡( x) ( 0<x< 1 ) が極大になる x がただ 1 つ存在することを示し,その x を a を用いて表しなさい.
(2) 数列 { an } を以下のように定める. a1 = 14 とする. a=a n としたとき x の関数 y =f⁡( x) ( 0<x< 1 ) が極大になる x の値を a n+1 とする.このとき a 2 の値を求めなさい.
(3) bn= 1 an とおく.数列 { bn } の一般項を求めなさい.
(4) 数列 { an } の収束,発散を調べ,収束するときにはその極限値を求めなさい.
2023-11261-0102
数 経済経営(経済経営学科数理),理,都市環境(都市政策科学科文系を除く),システムデザイン,健康福祉(放射線学科)学部
【2】 関数
f⁡( θ)= 2⁢sin⁡ 3⁢θ- 3⁢sin⁡ θ+3⁢ 3⁢cos ⁡θ
について,以下の問いに答えなさい.
(1) sin⁡θ -3⁢ cos⁡θ を r ⁢sin⁡( θ+α ) ( r>0 , -π≦ α<π ) の形に変形しなさい.
(2) - π2≦ θ≦ π2 のとき sin ⁡θ- 3⁢ cos⁡θ の最大値と最小値を求め,そのときの θ の値をそれぞれ求めなさい.
(3) x=sin⁡ θ-3 ⁢cos⁡ θ とおく. sin⁡{ 3⁢(θ- π 3) }=3⁢ ( x2 )-4 ⁢( x2 ) 3 であることを示しなさい.
(4) - π2≦ θ≦ π2 のとき f ⁡(θ ) の最大値と最小値を求め,そのときの θ の値をそれぞれすべて求めなさい.
2023-11261-0103
【3】 座標空間内に 4 点 A (1, 0,1 ), B (0, 1,1 ), C (1, 2,0 ), P (2, 2,1 ) がある. 2 点 A , B を通る直線を l とし, 3 点 A , B , C を通る平面を α とする.
・点 A に関して点 P と対称な点を Q とする.すなわち線分 PQ の中点が A である.
・直線 l に関して点 P と対称な点を R とする.すなわち P , R を通る直線が l と垂直であり,線分 PR の中点が l 上にある.
・平面 α に関して点 P と対称な点を S とする.すなわち P , S を通る直線が α と垂直であり,線分 PS の中点が α 上にある.
このとき,以下の問いに答えなさい.
(1) 点 Q の座標を求めなさい.
(2) 点 R の座標を求めなさい.
(3) 点 S の座標を求めなさい.
(4) ▵QRS の面積を求めなさい.
2023-11261-0104
理(数理科学科)学部
【1】 関数 f ⁡(x ) と定数 C が
∫ 0x f⁡( t)⁢ dt+ ∫ 0π2 f⁡ (t) ⁢sin⁡ (x+ t)⁢ dt= x+C
をみたすとする.以下の問いに答えなさい.
(1) 定数 a , b を
a= ∫0π 2 f⁡( t)⁢ sin⁡t⁢ dt , b= ∫0π 2f ⁡(t )⁢cos ⁡t⁢dt
とするとき,関数 f ⁡(x ) を a , b を用いて表しなさい.
(2) 定数 a , b の値,および関数 f ⁡(x ) を求めなさい.
(3) 定数 C の値を求めなさい.
2023-11261-0105
【2】 i を虚数単位とする.複素数 z が z ≠1 をみたすとき, g⁡( z)= 2 ⁢z+4 ⁢iz -1 とする.以下の問いに答えなさい.ただし,複素数の値を答えるとき,答えが実数でも純虚数でもない場合は a +b⁢i ( a, b は実数)の形にすること.
(1) g⁡( u)= -3 となる複素数 u を求めなさい.
(2) g⁡( v)= 1-i となる複素数 v を求めなさい.
(3) 複素数 z が | z|= 1 かつ z ≠1 をみたし, w=g ⁡(z ) の実部が 2 となるとする.このとき w を求めなさい.
2023-11261-0106
【3】 α=2 +3 , b=2- 3 とし,数列 { xn } を
xn= α n-β nα -β
と定める.以下の問いに答えなさい.
(1) x2 , x3 の値を求めなさい.
(2) すべての自然数 r , s に対して,
xr+ s+1 =xr +1⁢ xs+ 1- xr⁢ xs
が成り立つことを示しなさい.
(3) すべての自然数 n に対して, xn と x n+1 がともに整数であることを数学的帰納法で示しなさい.
(4) m を 2 以上の自然数とする.すべての自然数 n に対して, x m⁢n が x m の倍数であることを, n に関する数学的帰納法で示しなさい.
2023-11261-0107
人文社会,法,経済経営(経済経営学科),都市環境(都市政策科学科文系)学部
【1】 三角形の 3 つの頂点からそれぞれの対辺またはその延長に下ろした 3 本の垂線の交点を,この三角形の垂心という. ▵OAB の垂心と内心をそれぞれ H と I で表し, OA→ =a→ , OB→ =b→ とおく.
| a→ |= 2 , | b→ |= 3 , a→ ⋅b→ =- 32
が成り立つとき,以下の問いに答えなさい.
(1) ベクトル OH → を a → と b → を用いて表しなさい.
(2) ベクトル OI → を a → と b → を用いて表しなさい.
2023-11261-0108
【2】 次のように定められた数列 { an } を考える.
a1= 1 , a2= 1 , an +2= 6⁢a n+1 -9⁢ an ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
以下の問いに答えなさい.
(1) 数列 { bn } を b n=a n+1 -3⁢ an と定める. {b n} の一般項を求めなさい.
(2) 数列 { an } の一般項を求めなさい.
2023-11261-0109
【3】 実数 t が 0 <t<1 をみたすとする.座標平面上の 3 点 O (0, 0) , A (t ,t) , B (0, -t+1 ) を考える.以下の問いに答えなさい.
(1) OC=AC= BC となる点 C の座標を t を用いて表しなさい.
(2) 3 点 O , A , B を通る円の面積 S ⁡(t ) を求めなさい.
(3) 実数 t が 0 <t<1 の範囲を動くとき, S⁡( t) の最小値を求めなさい.また,そのときの t の値を求めなさい.
2023-11261-0110
【4】 座標平面上の点 A n (x n,y n) ( n=0 , 1 , 2 , 3 , 4 ) を以下のように定める. A0 は原点 O (0 ,0) とする. An (ただし n <4 ) が決まったとき,さいころを投げて出た目を k とし,
xn+ 1= xn+ cos⁡ k⁢π3 , yn+ 1= yn+ sin⁡ k⁢π 3
として A n+1 (x n+1 ,yn+ 1 ) を決める.以下の問いに答えなさい.
(1) 座標平面上の点のうち, A1 または A 2 または A 3 として選ばれる可能性のある点の個数を求めなさい.
(2) A2 が原点 O と一致する確率を求めなさい.
(3) A2 が原点 O を中心とする半径 1 の円周上にある確率を求めなさい.
(4) A3 が原点 O と一致する確率を求めなさい.
(5) A4 が原点 O と一致する確率を求めなさい.