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2023 公立諏訪東京理科大学 中期

易□ 並□ 難□

【1】  a>0 とし,座標平面において曲線 y =ea x 上の x 座標が負である点 P における接線と,両座標軸とで囲まれる図形の面積を S とする.このとき,以下の問いに答えよ.ただし, e は自然対数の底とする.

(1) 点 P の座標を p とし, S p で表せ.

(2) (1)で求めた S p で微分せよ.

(3)  p の関数 S の最大値を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】 以下の問いに答えよ.ただし, e は自然対数の底とする.

(1)  1+cos x cos x2 を用いて表せ.

(2)  1 +sinx 1+cos x cos x2 tan x 2 を用いて表せ.

(3) 次の不定積分を求めよ.ただし, f (x ) f (x ) の導関数である.

ex { f (x )+f (x )} dx

(4) 次の不定積分を求めよ.

ex 1 +sinx 1+cos x dx

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易□ 並□ 難□

【3】 ある感染症 C にかかっている人が 4 % いる集団 A がある.検査 X で診断すると感染症 C にかかっている人が正しく陽性と判断される確率は 80 % であるが,偽陽性と判断される(誤って陽性と判断される)確率は 10 % である.検査 Y で診断すると感染症 C にかかっている人が正しく陽性と判断される確率は 70 % であるが,偽陽性と判断される確率は 20 % である.集団 A の全員が検査 X または検査 Y を受けていて,検査 X を受けた人は全体の 40 % 検査 Y を受けた人は全体の 60 % であり,両方を受けた人はいない.また,検査の結果は陽性か陰性のいずれかのみであり,判別不能などは起こらない.このとき,以下の問いに答えよ.

(1) 集団 A のある人について,その人が検査 X を受けて陽性と判断される確率を求めよ.

(2) 集団 A のある人について,その人が検査 X を受けて陽性と判断されたとき,感染症 C にかかっている確率を求めよ.

(3)集団Aのある人について,その人が検査 X を受けて陰性と判断されたとき,感染症 C にかかっている確率を求めよ.

(4) 集団 A のある人について,検査 X または検査 Y を受けて陰性と判断されたとき,感染症 C にかかっている確率を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【4】 中心 ( 0,2 ) 半径 2 の円 C と, C 上の点 A を考える. C x 軸上の正の方向に滑らないように転がしたとき, C x 軸の接点を B C の中心を D とし, ∠ADB= θ とする.このとき,以下の問いに答えよ.ただし, A は最初 ( 0,0 ) にあるものとする.

(1) 点 A D の周りを θ だけ回転するまで C を転がしたとき, C の中心の座標 D を求めよ.

(2) 点 A D の周りを θ だけ回転するまで C を転がしたとき, A の座標を求めよ.

(3)  C がちょうど 1 回転する間に, A の描く曲線の長さを求めよ.

(4)  C がちょうど 1 回転する間に, A の描く曲線と x 軸とで囲まれる図形の面積を求めよ.

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