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2023-14991-0501
2023 関西大学
全学日程総合情報学部
2月1日実施
易□ 並□ 難□
【1】 π 12≦ x≦ π3 を満たす x に対して,関数 f ⁡( x) を
f⁡( x)= (1- tan⁡x+ 2⁢tan 2⁡x -3⁢ tan3⁡ x) ×(1 - 1tan⁡ x+ 2 tan2 ⁡x - 3tan3 ⁡x )
によって定める. t=tan⁡ x+ 1tan⁡ x とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) t の取り得る値の範囲を求めよ.
(2) f⁡( x) を t を用いて表せ.
(3) f⁡( x) の最大値と最小値,およびそのときの x の値をそれぞれ求めよ.
2023-14991-0502
【2】 ∠ACB=90 ⁢° であるような直角三角形 ABC を考える. BC を一辺とする正三角形 BPC を ▵ABC の外側につくり, CA を一辺とする正三角形 CQA を ▵ABC の外側につくる. ▵BPC , ▵CQA の重心をそれぞれ G1 , G2 とし, G1 と G2 の距離を d とする. ▵ABC の外心を O , 外接円の半径を R とし, ∠BAC=θ とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) 辺 BC , CA および線分 O G1 の長さを,それぞれ R と θ を用いて表せ.
(2) d を R と θ を用いて表せ.
(3) R を一定に保ったまま θ が変化するとき, d の最大値を R を用いて表せ.また, d が最大となるとき, 3 辺の長さの比 BC :CA:AB を求めよ.
2023-14991-0503
【3】 1 から 9 までの各自然数が 1 枚に 1 つずつ書かれた 9 枚のカードがある.それらをよくまぜてから 1 枚のカードを取り出し,取り出したカードに書かれた数を a とする.次に,残った 8 枚のカードから 1 枚を取り出し,取り出したカードに書かれた数を b とする. a , b を用いて 2 桁の自然数 n=10 ⁢a+b を作るとき,次の をうめよ.
(1) n が 4 の倍数である確率は ① である.
(2) n2 -n が 10 の倍数になるような b をすべて求めると b = ② だから, n2- n が 10 の倍数である確率は ③ である.
(3) n2- n が 100 の倍数である確率は ④ であり, n2− n が 100 の倍数であるような最大の n は ⑤ である.
2023-14991-0504
【4】 n 次の整式 f ⁡(x ) について恒等式 2 ⁢f⁡( x)= x⁢f′ ⁡( x)+ x-2 が成り立つとき,次の をうめよ.
n=1 のとき, f⁡( x) = ① である.
n≧2 とする. f⁡( x) の最高次の項を a ⁢xn とおく.ただし, a は 0 でない実数である. 2⁢f⁡ (x ) における x n の係数は ② であり, x⁢f ′⁡( x)+ x-2 における x n の係数は ③ である.よって, 2⁢f⁡ (x) =x⁢f ′⁡ (x) +x-2 が成り立つとき n = ④ であることがわかる.このとき,どんな実数 x に対しても f ⁡(x ) が 1 を値にとらないための,実数 a に対する必要十分条件は a < ⑤ である.