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2023-14991-1001
2023 関西大学 全学日程共通テスト利用理系
2月7日実施
易□ 並□ 難□
【1】 e を自然対数の底とする. x>0 を定義域とする関数 f ⁡(x ) は次の条件を満たす.
f′ ⁡(x )=e ⁢f⁡( x)+ e e⁢x x , f(1 )=0
ただし, f′ ⁡(x ) は f ⁡(x ) の導関数である.次の問いに答えよ.
(1) 関数 f⁡( x) ee⁢x の導関数を求めよ.
(2) 関数 f⁡ (x ) を求めよ.
(3) 関数 f′⁡ (x) ee⁢ x の増減を調べ,方程式 f ′⁡( x)=0 の正の解を求めよ.
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【2】 m を 7 で割ったときの余りが 5 となる整数とする. k を自然数とするとき,次の をうめよ.ただし, ⑤ と ⑥ 以外は数値でうめ,また, 1≦ ② ≦9 とする.
mk を 7 で割ったときの商を q k , 余りを a k とおくと, mk= 7⁢qk +ak ( 0≦ak ≦6 ) と表されることから, a1= 5, a2 = ① である.さらに, ak+1 は ② ×ak を 7 で割ったときの余りに等しいことがわかる.これを繰り返して, a1 , a2 , a3 , ⋯ を計算することができる.
ak= a1 となる 1 より大きい自然数 k の中で最小のものを l とおくと, l= ③ である.数列 { an } の初項から第 n 項までの和を S n とすると, Sl−1 の値は ④ であり, Sln を n の式で表すと S ln = ⑤ 2 である.さらに, Sln を l 進法で表すと ⑥ 桁であり, ⑥ 桁目の数字は ⑦ である.
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【3】 i を虚数単位とし,複素数 α =-( 3-1 )+i , β=-1 +2⁢i , z0= -1 を考える.次の問いに答えよ.
(1) 複素数 α-β z0- β- i を表す点 P と,半直線 OP が実軸の正の部分となす角を解答欄の複素数平面上に図示せよ.
(2) 複素数平面上で α-β z0− β を表す点と,(1)で求めた点 P との位置関係に注目し, α -βz 0−β の偏角 θ を 0 ≦θ<2 ⁢π の範囲で求めよ.
(3) zn= ( α-β z0- β )n ⁢(z 0−β )+β ( n=1 , 2 , 3 , ⋯ ) とおく.複素数平面上で, z0 , β を表す 2 点を通る直線と zn , β を表す 2 点を通る直線が垂直に交わるような自然数のうち最小のものを求めよ.
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数学入試問題さんの解答(PDF)へ
【4】 次の をうめよ.
(1) 2 次方程式 x 2-b⁢ x+10= 0 が 2< x<3 の範囲に少なくとも 1 つ実数解をもつとき,実数 b のとりうる値の範囲は ① である.
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(2) Cr n を n 個から r 個取る組合せの総数とする.無限級数 ∑n= 1∞ 1 C2 n+ 1 の和は ② である.また,極限 lim n→∞ Cn+ 1 2⁢ n+2 Cn 2 ⁢n は ③ である.
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(3) 数列 { an } の各項は正の数であり,次の 2 つの条件を満たす.
a1= 2, an+ 1=3 ⁢∫ 0an x⁢a n2-x 2⁢ dx ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
定積分 ∫0an x⁢ an2 −x2 ⁢dx を a n を用いて表すと ④ である.さらに, log⁡a n=b n とおき,数列 { bn } の一般項を求めると bn = ⑤ である.
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(4) n を自然数とする.和 ∑k= 1n cos⁡(n ⁢π- k⁢π n ) を n を用いて表すと ⑥ である.
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(5) 集合 { 3⁢m+5 ⁢n| m ,n は自然数} の要素でない自然数のうち,最大のものは ⑦ である.