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2023-14991-1201
2023 関西大学 全学日程総合情報学部
2月6日実施
易□ 並□ 難□
【1】 a を正の実数とする. 3 次関数 f ⁡(x )= 13 ⁢ x3- 3⁢x と 2 次関数 g ⁡(x )=- x2+ a について,次の問いに答えよ.
(1) x⁣y 平面内の 2 曲線 y =f⁡ (x ), y=g⁡ (x ) がちょうど 2 つの共有点をもつとき, a の値を求めよ.
(2) (1)のとき, 2 曲線 y =f⁡( x) , y=g⁡ (x ) で囲まれた部分 D の面積を求めよ.
(3) 直線 x =0 によって(2)の D を 2 つの部分に分割し, x 座標が 0 以下である部分の面積を S 1 , x 座標が 0 以上である部分の面積を S 2 とする.このとき, S2 S1 を求めよ.
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【2】 x⁣y 平面上で点 ( 1,0 ) の位置に数字 1 を置き,以下,図のように格子点に反時計回りの渦巻き状に数字 2 , 3 , 4 ,⋯ を配置する.ただし,格子点とは x 座標, y 座標がともに整数である点をいう.
(1) x 軸の正の部分に位置する数字を, x 座標の小さいほうから並べて a 1 , a2 , a3 , ⋯ として数列 { an } を定める.一般項 a n を n の式で表せ.
(2) 直線 y =x の第 1 象限にある部分に位置する数字を, x 座標の小さいほうから並べて b 1 , b2 , b3 , ⋯ として数列 { bn } を定める.一般項 b n を n の式で表せ.また,初項から第 n 項までの和 S n= ∑k= 1n bk を求めよ.
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【3】 空間内の四面体 OABC において,辺 OA の中点を P とし,辺 OB を 2 :1 に内分する点を Q とする.
OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ とおくとき,次の をうめよ.
PQ→ を a → と b → を用いて表せば, PQ→ = ① ⁢a→ + ② ⁢ b→ となる.
点 O から直線 AC に垂線を引き,交点を R とする. |a →| =|c →- a→| =2 , a→ ⋅c→ =1 であるとき, PR→ = ③ ⁢ a→ + ④ ⁢ c→ となる.このとき,四面体 OABC を 3 点 P , Q , R を通る平面で切断し,その切断面と直線 BC の交点を S とすれば, BS SC= ⑤ である.
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【4】 N を 2 以上の自然数とする. 1 枚のコインを投げて,表が出たときは続けてもう一度投げる.裏が出たときはそこで止めて「終了」とする.ただし,表が続けて N 回出たときにはそこで止めて「終了」とする.「終了」したとき,表が続けて n 回出ていれば,賞金 f ⁡(n ) 円がもらえるものとする ( 1≦n≦ N). 表が 1 度も出なかったときは,賞金は 0 円とする.ただし, f⁡( n) は正の値をとる n の関数である.次の をうめよ.
0 以上 N 以下の整数 n に対して,「終了」したとき表が丁度 n 回出ている確率を p ⁡(n ) とおく.表が 1 度も出ない確率 p ⁡(0 )= ① である.また, 1≦n< N のとき p ⁡(n )= ② であり, p⁡( N)= ③ である.いま, f⁡( n) が正数 r を用いて f ⁡(n )=2 n+1 ⁢rn によって与えられているとき, E= ∑n= 1N p⁡(n )⁢f ⁡(n ) とおけば, r=1 のとき E = ④ であり, r が 1 でなければ E = ⑤ である.