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1929-20035-0101
1929 府立高等学校
選抜試験
代数及平面幾何
易□ 並□ 難□
【1】 x3- x2- 8⁢x+ 12x 3+4 ⁢x2 -3⁢ x-18 を約分せよ.
1929-20035-0102
【2】 a+b+ c+d=x , a+b-c -d=y , a-b+ c-d=z , a-b- c+d=u とするとき a ⁢b⁢( a2+ b2) =c⁢d⁢ (c2 +d2 ) ならば x ⁢y⁢( x2+ y2) =z⁢u⁢ (z2 +u2 ) なることを証明せよ.
1929-20035-0103
【3】
x+y -x- y=2 x2 -y2 +x-2 =0 }
を解け.
1929-20035-0104
【4】 三角形 ABC の底辺 BC を四ケに等分しその分点をそれぞれ A1 , A 2 ,A 3 とす,次にこれらの点を頂点 A に結び且
A A1 =l1 , A A2 =l2 , A A3 =l3
とおく. l1 , l2 , l3 , をこの三角形の三辺によりて表はすべき式を作れ.
又 5 l22 ⪋2⁢ (l 12+ l22 ) に従ってこの三角形は鋭角,直角,又は鈍角三角形なることを示せ.
1929-20035-0105
【5】 各項が正なる等比級数あり.その第 9 項は 16 にして第 13 項は 64 なりとす.この級数の最初より第 n 項までの和を A +B⁢ 2 なりとするときは最初より第 n +1 項までの和は 2 ⁢B+1 +A⁢ 2 なることを証明せよ.ここに A と B は整数を表す.
1929-20035-0106
【6】 半径 B なる円に内接する正 n 辺形の一辺の長さを l n にて表はすとき同じ円に内接する正 2 ⁢n 辺形の一辺の長さ l 2⁢n は次式によりて与へらるることを証明せよ.
l2 ⁢n= R⁢( 2⁢R- 4⁢R 2-l n2 )
次にこの公式によりて半径が 1 なる円に内接する正十二辺形の一辺の長さを小数第 2 位まで計算せよ.