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1934-20020-0101
1934 姫路高等学校
選抜試験
平面幾何
易□ 並□ 難□
【1】 半径 r なる円に内接する正十辺形の一辺の長さを求め,特に r =25 なる時の値を小数点下三位まで四捨五入して求めよ.
1934-20020-0102
【2】 梯形 ABCD に於て,平行ならざる二辺を AB , CD とし, AB が CD の半分に等しきものとす.平行なる二辺 AD , BC の上に夫々一点 E ,F をとり, AE を ED の半分, BF を FC の半分に等しからしめ, E , F を結べば EF は AB , CD と等角をなす事を証明せよ.
1934-20020-0103
【3】 円の直交する二つの弦 AB , CD の両端を夫々 A ,B , C , D とするとき AC⏜+ BD⏜ =AD⏜ +BC ⏜ なる事を証明せよ.
1934-20020-0104
【4】 定円周上の二定点 A ,B あり.此円周上の一点 P を求め,角 APB の二等分線が弦 AB 及び円周と出会ふ点を C ,D とするとき DC :DP=1 :3 ならしめよ.
1934-20020-0105
代数
【1】 係数が実数なる x に関する四次の整式と五次の整式とあり.其最大公約数は x 2+x- 1 にして,最小公倍数は 3 ⁢x7 +5⁢x 6-4⁢ x4- 6⁢x3 +x+1 なり.二式を求めよ.
1934-20020-0106
【2】 x4- (2+ a+b) ⁢x3 +{4 +2⁢( a+b) +a⁢b }⁢x 2-2⁢ (a⁢ b+2⁢a +2⁢b ) ⁢x+4⁢ a⁢b=0 の実根を求めよ.但し a , b は実数なりとす.
1934-20020-0107
【3】 x3+ 4⁢x2 -2⁢x +4x 4+x 2+1 = A⁢x+ Bx2 +x+1 + C⁢x+ Dx2 -x+1 が x の恒等なる様に常数 A , B ,C , D を定めよ.
1934-20020-0108
【4】 x2⁢ n+ 1 x2⁢n - 2⁢a が x の如何なる実数値に対しても常に正なる様に a の取り得る範囲を定めよ.但し n は正整数なり.