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1934-20024-0101
1934 松山高等学校
選抜試験
易□ 並□ 難□
【1】 二式 x2+a ⁢x+b 及び x 2+a ′⁢x -b が一次の公約数を有するときは, 4⁢b= a2- a′ 2 にして,其の公約数は x + 12⁢ (a +a′ ) なることを証明せよ.但し b ≠0 とす.
1934-20024-0102
【2】 方程式 ( m2- 1)⁢ x2- m⁢x+ 1=0 が正の二根 α , β を有し且つ m ⁢α⁢β =2⁢α -β なる如く m の値を定めよ.
1934-20024-0103
【3】 b⁢x+ a⁢y c⁢y+ a⁢z = c⁢x+ a⁢z b⁢y+ a⁢x = z+y x+z にして b +c≠0 なるときは,各分数は xy に等しきことを証明せよ.
1934-20024-0104
【4】 自然数を次の如き区画に分つとき,其の第 n 番目の区画内の数の和を求めよ.
1,2 |3 ,4,5 ,6| 7,8, 9,10, 11,12 |⋯
1934-20024-0105
【5】 一辺 a なる正方形と一頂点を共有し,之れに内接する正三角形の辺の長さを求めよ.
1934-20024-0106
【6】 四辺形の各対角線の中点を過り,他の対角線に平行なる二直線の交点と各辺の中点とを結べば,之れによりて本形は四等分せらるることを証明せよ.
1934-20024-0107
【7】 與へられたる円の定直径を半径の長さだけ延長し,その一端に於て之れに垂直なる直線をひく.今円周上に一点を求め,その直線及び直径に至る距離の比を定比に等しからしめよ.
1934-20024-0108
【8】 與へられたる円内の定点 A を過る弦の両端に於ける切線の交点 P の軌跡を求めよ.