1935 第二高等学校入学選抜試験

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1935 第二高等学校

選抜試験

25点

易□ 並□ 難□

【1】 四つの整数 2836 4582 5164 及び 6522 を或整数にて割りて同じ剰余を得たり.この整数及び剰余をもとめよ.

1935 第二高等学校

選抜試験

25点

易□ 並□ 難□

【2】 果物を籠に入るるに一籠 2 個づつとすれば 37 個余り,一籠 6 個づつとすれば最後の一籠のみは 6 個未満になるといふ.果物及び籠の数如何.

1935 第二高等学校

選抜試験

25点

易□ 並□ 難□

【3】  x4 +p x2+ 1 x 2+p x+1 にて整除さるるやうに p の値を定めよ.

1935 第二高等学校

選抜試験

25点

易□ 並□ 難□

【4】 定円 O 内の定点 P をよぎる任意の弦 AB の両端 A B とに於ける切線の交点を Q とすれば Q の軌跡如何.

1935 第二高等学校

選抜試験

20点

易□ 並□ 難□

【5】 二次方程式

mx 2-2 (m +1) x+m -1=0

の二根が共に正の実数となるために m のとるべき値の範囲を定めよ.

1935 第二高等学校

選抜試験

20点

易□ 並□ 難□

【6】  A 角が鈍角なる三角形 ABC の辺 BC 上に点 D をもとめ線分 AD BD 及び DC の比例中項ならしめよ.

1935 第二高等学校

選抜試験

20点

易□ 並□ 難□

【7】  2 及び 7 の常用対数をそれぞれ 0.30103 及び 0.84510 として

(a)  1715 の常用対数をもとめよ.

(b)  2 を底とする 7 の対数をもとめよ.

1935 第二高等学校

選抜試験

20点

易□ 並□ 難□

【8】 與へられたる円の直径を AB とし,二つの弦 AP 及び AQ の延長が B に於ける切線と交はる点をそれぞれ M N とすれば角 MPN と角 MQN とは相等しきことを証明せよ.

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