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【1】 次の論述の正否を判定し,正しいと思ふ場合には「正」の字に,誤つていると思ふ場合には「否」の字に○印をつけよ.なほ「否」のときは,その誤りであることを示す簡単な例を一つあげよ.例は図で与へてもよい.例をあげないでその理由を簡単に説明してもよい.「正」のときは証明も何もいらない.
(例) 四辺が相等しい四辺形は正方形である.
正
(答へ方の説明) 四辺が皆等しくても角は色々違つた値がとれるから,必ずしもそれが正方形だと断定することは出来ない.故にこの論述は誤りであるから「否」に○印をつける.そして上の論述の成立たない場合の例として一つの菱形をえがいておけばよい.
(1) が共に無理数ならば,もまた無理数である. 正 否
(2) を二つの実数とすると
正 否
(3)
正 否
(4) 一点がの内部にあるときはであるから,
(Ⅰ) ならば点はの内部にはない. 正 否
(Ⅱ) 点がの外部にあればである. 正 否
(5) のときならば,は不定であるから,は存在しない. 正 否
(6) の範囲で,ならば,の勾配はの勾配より大であるから,である. 正 否
(7) の範囲でならばである.
正 否
(8) がある周期をもつとき,(Ⅰ) その導函数も (Ⅱ) 原始函数も矢張り同じ周期をもつている. (Ⅰ) 正 否 (Ⅱ) 正 否