1957 京都大学 全学部

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1957 京都大学 全学部

解析Ⅰ

易□ 並□ 難□

【1】  x y z 0 でない実数とする. 5x= 2y= 10z ならば 1x+ 1y =2 z であることを示せ.

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解析Ⅰ

易□ 並□ 難□

【2】  a b c d e f をいずれも 0 から 9 までの数字とする. 6 桁の整数 abcdef を適当に定めて,その 2 倍が cdefab となるようにせよ.ここに abcdef は,通常の十進法による記法であって,整数

105 a+104 b+10 3c+ 102 d+10e +f

を表わすとし, cdefab についても同様であるとする.

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解析Ⅰ

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】  x に関する二次方程式

x2+ (4 a+1) x+a 2=0

がある.その 2 根のうちただ 1 つが 0 1 の間( 0 および 1 を含める)にあるために a のとるべき実数値の範囲を求めよ.

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解析Ⅱ

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】  n のとき,次の式の極限値を求めよ.

n+1 (n -n-1 )

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解析Ⅱ

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 円形のブリキ板から 1 つの扇形部分を切り去り,残部を曲げて直円錐形の容器を作り,その容積を最大ならしめたい.切り去るべき扇形部分の中心角はほぼ何度であるか.(度未満は切り捨てて答えよ)

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解析Ⅱ

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】 曲線 y= x3+2 x2- 8 と,原点に関してこれと対称な曲線との略図をえがき,それが 2 点だけで交わることを示し,両曲線で囲まれた有限部分の面積を計算せよ.

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幾何

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】 円周上の 2 A B で定まる 2 つの弧のいずれか一方の上に 4 C D E F をとって CD =DE =EF ならしめ,直線 AC AD AE AF BC BD BE BF を引く. AC BD AD BE AE BF AD BC AE BD AF BE がいずれも相交わるとし,それら各 2 直線の交点をそれぞれ L M N P Q R とする.このとき 5 ALMNB APQRB はそれぞれ同一円周上にあることを示せ.

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幾何

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 三角形 ABC 3 BC CA AB の上にそれぞれ点 P Q R があって,

AR:RB= CQ:QA=1 :2

▵ABC:▵PQR =45:14

である.このとき比 BP :PC の値を計算せよ.

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幾何

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】  2 A B で交わる 2 円において, A を通る 1 直線を引き,その 2 円と交わる点を P Q として AP= AQ ならしめる. P Q においてそれぞれの円に接線を引き,その交点を C とするとき,次のことを証明せよ.

(1)  4 B C P Q は同一円周上にある.

(2)  AP2= ABAC

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