1958 京都大学 全学部

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1958 京都大学 全学部

解析Ⅰ

易□ 並□ 難□

【1】  y 軸の正の向きが上に向いているとする.

(1) 放物線 y =x2 +bx +c 2 ( 0,1 ) (3, 3) より下を通り,点 ( 1,0 ) より上を通ることがあるか.

(2) 放物線 y =x2 +bx +c が, (0 ,3) (3 ,3) より下を通るならば,その 2 点を結ぶ線分はこの放物線と交わらないことを示せ.

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解析Ⅰ

易□ 並□ 難□

【2】 次の表を利用して方程式 10 x=x 10 の負根を小数第 2 位まで求めよ.小数第 3 位は四捨五入せよ.

x 0.6 0.7 0.8 0.9
- x10 -0.06 -0.07 -0.08 -0.09
log10 x 1 .7782 1 .8451 1 .9031 1 .9542

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解析Ⅰ

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】  x+2> 4x+ 7>x -1 を満足する x の範囲を求めよ.

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解析Ⅱ

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】  cosx +cosy =0 のグラフを x y 共に絶対値 3 π 以下の範囲でえがけ.

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解析Ⅱ

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】(1)  y=x +x2 +1 3+ x-x 2+1 3 から x y の関数として表わせ.

(2) (1)のグラフと直線 x -y-1 =0 x 軸とで囲まれた部分の面積を求めよ.

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解析Ⅱ

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】(1) 曲線 y =x2 上の点で点 A (0 ,a) に最も近い点を求めよ.

(2) 最も近い点を B とするとき,点 B における曲線の接線と直線 AB とは直交することを示せ.ただし, a0 とする.

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幾何

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】 四辺形 ABCD 2 AD CB は平行でないとする.対角線 AC 上の任意の点 P から AD CB へそれぞれ平行線 PQ PR を引き CD AB との交点をそれぞれ Q R とするとき,

(1)  ▵PQR の面積は積 AP PC に比例することを示せ.

(2)  ▵PQR の面積が最大となるような,線分 AC 上の点 P を求めよ.

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幾何

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 球が水平面の上にあってこれに接している.この球の最も高い点 A と水平面上の任意の 2 B C とを結ぶ直線が球面と交わる点をそれぞれ D E とすれば, ▵AED ▵ABC に相似であることを証明せよ.

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幾何

配点40点

易□ 並□ 難□

【3】(1)  1 直線 l から距離 R R>0 の点 P がある.点 P から距離 a R>a の点 Q をとれば, Q l との距離 x R -ax R+a を満たすことを示せ.

(2) 中心 O 半径 r の円が とつ 五辺形の中にあってただ 1 m とだけ接している.円 O よりも大きい円がこの凸五辺形の中に書けることを証明せよ。〔 O から距離 a a は小さい)の点 O を中心とし, 1 m に接する円を考えよ。〕

(3) 凸五辺形の中に含まれる最大の円が, 2 辺とだけ接する場合がある.どんな五辺形であるか,図示せよ.

《編注》(2)は資料通りだが,「 a r より小さい」が正しいか?

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