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1965 東京大学 2次試験

文科・理科共通

易□ 並□ 難□

【1】 ある都市で A B C 3 種類の新聞が発行されている.その都市の世帯で

A を購読しているものの割合は 69 %

B を購読しているものの割合は 46 %

C だけを購読しているものの割合は 3 %

B C の両方を購読しているものの割合は 21 %

A C の少なくとも一方を購読しているものの割合は 88 %

B C の少なくとも一方を購読しているものの割合は 50 %

A B C のうちどれか 1 種類だけを購読しているものの割合は 61 %

である.このとき,

(1)  A だけを購読しているものの割合,

(2)  B だけを購読しているものの割合,

(3)  A B C すべてを購読しているものの割合,

(4)  A B C のどれも購読していないものの割合

を求めよ.

1965 東京大学 2次試験

文科

易□ 並□ 難□

【2】  A B C 3 つの山頂とする. A から見ると, C は真北より東 10 ° の方向にあって仰角 15 ° であり, B から見ると, C は真北より西 20 ° の方向にあって仰角 30 ° である.また B から A を見る仰角は 30 ° である. A B の高さがそれぞれ海抜 1600 m 1210 m であるとすれば, C の高さは海抜何メートルか. 3=1.732 として計算し, 1 m 未満は四捨五入せよ.

1965 東京大学 2次試験

文科・理科共通

易□ 並□ 難□

【3】 直線 l は双曲線 x y=1 の第 1 象限にある部分に接し, l x 軸との交点の x 座標は 2 より小さくないとする.この条件のもとで l が変動するとき, 4 直線 l y =0 x =1 および x= 2 で囲まれる部分の面積の最大値を求めよ.

1965 東京大学 2次試験

文科・理科共通

易□ 並□ 難□
1965年東大2次試験文科・理科【4】の図

【4】 右図において ACB は長さ 2 の線分 AB を直径とし, O を中心とする半円周, P AB に垂直な半径 OC 上の動点とする.

  k を正の定数とし,線分 PO k: 1 に内分する点 Q を通って AB に平行な弦を RS とすれば, P をどこにとったとき四辺形 ROSP の面積が最大になるか.



1965 東京大学 2次試験

文科

易□ 並□ 難□
1965年東大2次試験文科【5】の図

【5】 右の図のように, 1 平面上に半径の長さ 1 の円 O 1 辺の長さ 4 の正三角形 ABC がある.点 P は円内の任意の点を動き,点 Q は正三角形の周上を動くとする.

 このとき線分 PQ の中点 R の動きうる範囲を図示し,その面積を求めよ.



1965 東京大学 2次試験

理科

易□ 並□ 難□

【5】 曲線 y= 3sin 2x+ cos3 x 0< x<π の範囲にある部分の接線のうち,直線 3 x+y= 0 に平行なものの方程式を求めよ.

1965 東京大学 2次試験

理科

易□ 並□ 難□
1965b年東大2次試験理科【6】の図

【6】 右の図は半径の長さ 1 の半円で,弦 AP AQ と直径 AB とのつくる角はそれぞれ 30 ° 60 ° である.このとき,弦 AP AQ と円弧 PQ とで囲まれる部分を直径 AB のまわりに 1 回転して得られる立体の体積を求めよ.



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