Mathematics
Examination
Test
Archives
【1】 次の問題(1)と(2)において,内の(ア)から(マ)にあてはまるからの数字を求めて,それを解答用マークシートの指定された行にマークせよ.
(1) を原点とする座標平面において,は定点,は動点とする.
(a) を満たす点の軌跡を表す方程式は
である.
(b) を満たす点の軌跡を表す方程式は,
である.
(c) との両方に接する円はつの種類に分けられる.第種類の円の内部には,の点が全く存在せず,第の種類の円の内部には,の点が存在する.
第種類の円の中心の軌跡は放物線である.その焦点の座標は準線はで,を表す方程式は
である.またの方程式をとを用いて書くと,
である.
第の種類の円の中心の軌跡を表す方程式は,
である.
【1】 次の問題(1)と(2)において,内の(ア)から(マ)にあてはまるからの数字を求めて,それを解答用マークシートの指定された行にマークせよ.
(2) さいころは正面体の各面にからまでの数を一つずつ書き込んだものである.通常のさいころでは,中心に関して対称の位置にある二つの面の数の和がになるようにしてある.したがって,さいころを転がしてが底面にあるように置けば,は上面にくる.さらに,が底面にあるようにしたまま適当に回転すれば,が正面にあるようにすることができる.このとき,の面が左にあるか,右にあるかを指定すれば,他の面の数は定まる.すなわち,正面体の各面にからまでの数字を書き込み,対称面に書かれてある数の和がであるようにする書き方は,ちょうど通りある.
さて,この考え方にならって,正面体の個の面にからまでの数を一つずつ書く相異なる書き方がいくつかあるかを考察すると,正面体については通り,正面体については通り,正面体については通りあることが分かる.(正面体を転がしたり,回転したりすることにより同じになる数字の書き方は,同じ書き方とみなす.いいかえれば,各面に書かれる数の,互いの位置関係が同じものは同じ書き方とみなす.)
(1) 関数について,次を求めよ.
(a) のとり得る値の範囲(定義域)
(b) この関数が極大となるの値
(c) この関数のグラフの変曲点の座標(求める答は,たとえばのように,根号を二重に含む数である.)
(2) 曲線について,次を求めよ.
(a) と軸の交点の座標
(b) 軸に平行なの接線
(3) 曲線の概形を書け.
(4) 曲線上の点における接線をで表し,との共有点をとする.ただしとの共有点がのみのときは,とする.このとき,はの関数となるので,とおく.
(a) を求めよ.(ヒント:との共有点の座標が満たす方程式において,は重解となっている.)
(b) 点が上を動くとき,のとり得る値の範囲を求めよ.(ヒント:曲線の概形と,関数の形から,のとり得る値の範囲を求めることができる.すなわち,を求めなくても答を得ることができる.)
【3】 最上部まで石油がつまった半径の球形の石油タンクで事故が発生し,最低部に穴があいて石油が流出しはじめた.単位時間当たりの流出量は,底から油面までの高さの平方根に比例するという.事故発生からちょうど一日で半分の石油が流出した.このまま放置したときどれだけ時間ですべての石油が流出するか,次のようにして推定せよ.
(1) 油面の高さをとするとき,残っている石油の体積を求めよ.
(2) 事故発生後の経過時間を日とする.上ではをの関数として表したが,をの関数とみたとき,
という関係がなりたつ.この比例定数がわかっているものとして,合成関数の微分の公式を用いて,をの関数とみなしたときの導関数を求めよ.
(3) を,を含んだ形で,の関数として表せ.
(4) 事故発生から約何日何時間後にすべての石油が流出するか.ただし,とする.(時間は,小数第位で四捨五入して整数値で応えよ.)