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2002-13442-1201
2002 東京理科大学 理学部情報数理学科
配点30点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中において, にあてはまる正の整数を求めよ.そして, 内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字をそれぞれ解答用マークシートにマークせよ.
4 行 4 列の行列で, 4 個の成分が 1 で,他の 12 個の成分はすべて 0 であるものを考える.
(1) このような行列は全部で ア イ ウ エ 通りある.
(2) 各行に 1 個ずつ成分 1 がある行列は オ カ キ 通りある.
(3) 各行各列に成分 1 が 1 個ずつある行列は ク ケ 通りある.
(4) 第 1 行に成分 1 が 1 個以上ある行列は コ サ シ ス 通りある.
(5) 第 1 行にも第 2 行にも成分が 1 個以上ある行列は セ ソ タ 通りある.
2002-13442-1202
【2】 次の問いに答えよ.
(1) 関数 f⁡ (x ) の x= 0 における微分係数 f′ (0 ) の定義を述べよ.
(2) x≠0 では f⁡ (x) =sin⁡x +x2 ⁢cos⁡ 1x , x=0 では f⁡ (0) =0 として定めた関数 f ⁡(x ) の x =0 における微分係数を求めよ.
(3) 関数 F⁡ (x ) を F⁡ (x) = ∫0x ⁡( sin⁡t+ cos⁡t) 2⁢d t と定める.
(a) F⁡( x) を求めよ.
(b) limx→ ∞⁡ F ⁡(x )x を求めよ.
(c) limx→ 0⁡ F⁡( x)x を求めよ.
2002-13442-1203
【3】 n を 2 以上の自然数とし, i を虚数単位とするとき
w=cos⁡ 2⁢π n+i ⁢sin⁡ 2⁢π n
とおく.複素数平面上に z 0=1 として,複素数 z k ( k=1 ,2 ,3 ,⋯ ) を
zk+ 1=( zk- wk+ 1) ⁢w+w k+1
により定める.次の問いに答えよ.
(1) z1 と z 2 を w で表せ.
(2) zk を k と w で表せ.
(3) 次の値を k と w で表せ.
(a) | zk+1 -zk |
(b) arg⁡( zk+1 -w k+1 zk -wk+ 1 )
(4) 複素数平面上で 3 点 z k ,wk , wk+1 は一直線上にあることを証明せよ.
(5)
an= ∑ k=0 n-1 ⁡ |z k+1 -zk |
で a n を定義する. a n を n で表せ.また,
limn→ ∞⁡ an
を求めよ.