2003 東京理科大学 理学部数学科2月12日実施MathJax

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2003 東京理科大学 理学部数学科B方式

2月12日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 座標空間の 4 A (4 ,0,- 6) C (6 ,0,- 3) C (12 ,0,-12 ) P( 0,6, 6) について,次の問いに答えよ.

(1) 点 P A を通る直線,点 P B を通る直線,および,点 P C を通る直線と x y 平面との交点をそれぞれ, A B C とする. A B C の座標を求めよ.

(2) 三角錐 P A B C の体積を求めよ.

(3) 点 Q xy 平面に関して点 P と対称な点とする. 3 Q A C を通る平面と 2 P B を通る直線の交点を D とする. D の座標を求めよ.

(4) 三角錐 P A C D の体積を求めよ.

2003 東京理科大学 理学部数学科B方式

2月12日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

2003年東京理科大理学部2月12日実施【2】の図

図1

2003年東京理科大理学部2月12日実施【2】の図

図2

【2】 座標平面上に半径 1 の円 C があり,その周上の 1 点が原点 O で固定されているとする. C の周上の点 P に長さ π2+ 1 の糸の端点が固定されていて,最初,円 C と糸は図1の状態がある.この糸の円 C の周上にない部分を x 軸と平行に保ちながら,この糸の円 C の周上にない方の端点 Q x 軸の負の向きに引いていく(図2参照).すると,糸の円周上に巻きついている部分が徐々に減少し,それとともに円 C は原点 O を固定点として回転し,やがて点 P y 軸上に到達する.ただし,図1,2のいずれにおいても太線が糸を表している.

(1) 円 C が図2のように原点 O を固定点として θ だけ回転したときの糸の端点 Q の座標を求めよ.ただし, 0θ π2 とする.

(2) 点 P が軸上に到達するまでに糸が通過する部分は,平面上の図形 D を描く. D の面積を求めよ.

(3) 図形 D x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を求めよ.



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