2004 京都大学 前期

Mathematics

Examination

Test

Archives

2004 京都大学 前期

文系

配点30点

理系【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】  f(θ )=cos 4θ- 4sin 2θ とする. 0° θ90 ° における f (θ) の最大値および最小値を求めよ.

2004 京都大学 前期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

2004年度京都大学前期文系【2】の図

【2】 区間 -1 x 1 で定義された関数 f (x) が,

f(- 1)=f (0) =1 f (1)= -2

を満たし,またそのグラフが右図のようになっているという.

 このとき,

- 11 f (x) dx- 1

を示せ.



2004 京都大学 前期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】  OAB において, a =OA b = OB とする.

|a | =3 | b | =5 cos (AOB )= 35

とする.このとき, AOB 2 等分線と, B を中心とする半径 10 の円との交点の, O を原点とする位置ベクトルを, a b を用いて表せ.

2004 京都大学 前期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】  c を実数とする. x についての 2 次方程式

x2+ (3-2 c) x+c 2+5 =0

2 つの解 α β を持つとする.複素平面上の 3 α β c2 3 角形の 3 頂点になり,その 3 角形の重心は 0 であるという. c を求めよ.

(注意) 複素平面のことを複素数平面ともいう.

2004 京都大学 前期

文系

配点30点

易□ 並□ 難□

【5】  n a b 0 以上の整数とする. a b を未知数とする方程式

(*)  a2+ b2= 2n

を考える.

(1)  n2 とする. a b が方程式(*)を満たすならば, a b はともに偶数であることを証明せよ.(ただし, 0 は偶数に含める.)

(2)  0 以上の整数 n に対して,方程式(*)を満たす 0 以上の整数の組 (a ,b) をすべて求めよ.

2004 京都大学 前期

理系

配点30点

文系【1】の類題

易□ 並□ 難□

【1】  f( θ)= cos4 θ- 4sin 2 θ とする. 0θ 3 π4 における f (θ ) の最大値および最小値を求めよ.

2004 京都大学 前期

理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【2】  α>0 とし, x>0 で定義された関数

f(x )= (ex α- 1) log xx

を考える. y=f (x) のグラフより下側で x 軸より上側の部分の面積を α であらわせ.

 ただし, e は自然対数の底である.

2004 京都大学 前期

理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【3】  n 2 以上の自然数とする. x2 n x 2-x + n-1 n2 で割った余りを a nx +bn とする.すなわち, x の多項式 P n( x) があって

x2 n= Pn (x) ( x2- x+ n-1 n2 ) +an x+ bn

が成り立っているとする. limn a n lim n bn を求めよ.

2004 京都大学 前期

理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【4】 行列 A B

A=( 2 0 11 ) B=( α 0 0β )

とする.次の(*)が成り立つための実数 α β についての必要十分条件を求めよ.

(*) どんな 2 次正方行列 Y に対しても, 2 次正方行列 X A X-X B=Y となるものがある.

2004 京都大学 前期

理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【5】 複素数 α に対してその共役複素数を α であらわす. α を実数ではない複素数とする.複素平面内の円 C 1 -1 α を通るならば, C - 1 α も通ることを示せ.

(注意) 複素平面のことを複素数平面ともいう.

2004 京都大学 前期

理系

配点35点

易□ 並□ 難□

【6】  N を自然数とする. N+1 個の箱があり, 1 から N+ 1 までの番号が付いている.どの箱にも玉が 1 個入っている.番号 1 から N までの箱に入っている玉は白玉で,番号 N+ 1 の箱に入っている玉は赤玉である.次の操作(*)を,おのおの k= 1 2 N+1 に対して, k が小さい方から順番に 1 回ずつ行う.

(*)  k 以外の番号の N 個の箱から 1 個の箱を選び,その箱の中身と番号 k の箱の中身を交換する.(ただし, N 個の箱から 1 個の箱を選ぶ事象は,どれも同様に確からしいとする.)

 操作がすべて終了した後,赤玉が番号 N+ 1 の箱に入っている確率を求めよ.

inserted by FC2 system