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2005 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(1)〜(3)合わせて配点45点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナおよびひらがなにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(1)(a)  a b は実数, b0 とする. P=( 11 s t )

( ab ba ) P=P ( a+ b0 0a -b )

を満たすとき, s= t=- である. P の逆行列 P -1 を, P-1 =( q 1q 2 q3 q4 ) とするとき,

q1= q2 = q3 = q4 =-

である.

(b)  n は自然数とする.

( 3418 18 34 )n= ( cd ef )

とするとき,

2e= n - n

2f= n + n (ただし >

である.

2005 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(1)〜(3)合わせて配点45点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナおよびひらがなにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(2)  i は虚数単位とし( i 2=- 1 ), β=cos 2π 5+i sin 2 π5 とすると, β -1=0 より(ただし 0

β4+ β3+ β2+ β+1= 0

である.これより

β2+ β+ + 1β + 1β2 =0

が得られ,

(β +1 β) 2+ (β+ 1β ) - =0

となる.さて

1 β= cos 2π 5-i ( sin 2 π5 )

であるから, β+ 1β は正の実数である.ゆえに より

β+ 1β= - +

となり,

cos 2 π5 = - +

が得られる.

2005 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(1)〜(3)合わせて配点45点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1)から(3)において,   内のカタカナおよびひらがなにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(3)  a b を正の定数とし, xy 平面上の楕円 x2a 2+ y 2b2 =1 C で表す. C 上に 3 頂点をもち, 1 辺が x 軸に平行な正三角形は 2 つ存在する.そのうちの 1 つの正三角形の 3 頂点は,ある実数 u v により ( -u,v ) (0 ,b) ( u,v ) のように表される.ただし 0 <ua -b< v<b である.

 この 3 点が C 上にあるという条件と,正三角形の頂点であるという条件は,

u 2a2 + v 2b2 =1

u2= u2+ (b -v) 2

と表される.これを解くと,

v= - a b +b a2 + b2 u= a b a2 + b2

である.

 もう 1 つの正三角形の C 上にある頂点を P 1 P 2 P 3 とし,辺 P 1P 2 x 軸に平行とすると, P 1 P 2 の座標はそれぞれ ( -u ,v ) ( u, v ) としてよい.ただし, 0<u a -b< v< b である.このとき

v= a b -b a 2+ b2 u = a b a2+ b2

である.

2005 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  t u a b r r >0 は実数とする.円 C の方程式は (x -a) 2+ ( y-b) 2= r2 とし,点 P ( t,u ) は円 C 上の点とする(ただし u b ).

(1) 点 P (t ,u) における円 C dyd x の値, d2y dx 2 の値を, t u a b r で表せ.

注意:

g( x)= b-r 2- (x- a)2 a -r<x <a+r ),

h( x)= b+r 2- (x- a) 2 a- r<x< a+r

とするとき, y=g (x ) のグラフは円 C の下側の部分 C 1 を表し, y=h (x ) のグラフは円 C の上側の部分 C 2 を表す.例えば点 P ( t,v ) C 1 上にあるとき( b -ru <b ),点 P ( t,u ) における円 C dyd x の値, d2y dx 2 の値とは,それぞれ g (t ) g ( t) のことである.

(2)  f( x)= ex とする( e は自然対数の底).点 P (t ,u) が曲線 y= f( x) 上にあり( u= et b ),かつ点 P (t ,et ) における円 C dyd x の値, d2y dx 2 の値がそれぞれ f (t ) f ( t) に等しいとする.このとき, a b r t の式で表せ.

(3) (2)の条件のもとで, t がすべての実数を動くときの r の最小値と, r を最小にする t の値を求めよ.

2005 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】 直線 l m:y= mx と曲線 C m:y= mx+ sinx 0 xπ について次の問に答えよ.ただし m は自然数とする.

(1) 曲線 C m 上の点 P (t ,mt +sint ) を通り直線 l m に垂直な直線が, lm と交わる点を H とする.

(a)  PH の長さを求めよ.

(b)  OH の長さを求めよ.ただし O は原点とする.

(2) 直線 l m と曲線 C m で囲まれる図形を,直線 l m のまわりに 1 回転させてできる立体の体積 V m を求めよ.

(3)  limm m2 (Vm -Vm +1 ) を求めよ.

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