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2006 神戸大学 前期

文科系

理科系【1】の類題

配点25点

易□ 並□ 難□

【1】 平面上に原点 O から出る,相異なる 2 本の半直線 OX OY をとり, XOY< 180° とする.半直線 OX 上に O と異なる点 A を,半直線 OY 上に O と異なる点 B をとり, a =OA b = OB とおく.次の問に答えよ.

(1) 点 C XOY の二等分線上にあるとき,ベクトル c =OC はある実数 t を用いて

c =t ( a |a | + b | b | )

と表されることを示せ.

(2)  XOY の二等分線と XAB の二等分線の交点を P とおく. OA=2 OB =3 AB =4 のとき, p =OP を, a b を用いて表せ.

2006 神戸大学 前期

文科系

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 実数 t に対して xy 平面上の直線 lt :y=2 tx -t2 を考える.次の問に答えよ.

(1) 点 P を通る直線 lt はただ 1 つであるとする.このような点 P の軌跡の方程式を求めよ.

(2)  t |t |1 の範囲を動くとき,直線 lt が通る点 (x, y) の全体を図示せよ.

2006 神戸大学 前期

文科系・理科系共通

文科系25点,理科系は【5】で30点

易□ 並□ 難□

【3】  α= 3+7 i2 とする.ただし, i は虚数単位である.次の問に答えよ.

(1)  α を解にもつような 2 次方程式 x2 +px +q=0 p q は実数)を求めよ.

(2) 整数 a b c を係数とする 3 次方程式 x3 +a x2+ bx+ c=0 について,解の 1 つは α であり,また 0 x1 の範囲に実数解を 1 つもつとする.このような整数の組 (a, b,c) をすべて求めよ.

2006 神戸大学 前期

理科系

文科系【1】の類題

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】 平面上に原点 O から出る,相異なる 2 本の半直線 OX OY をとり, XOY< 180° とする.半直線 OX 上に O と異なる点 A を,半直線 OY 上に O と異なる点 B をとり, a =OA b = OB とおく.次の問に答えよ.

(1) 点 C XOY の二等分線上にあるとき,ベクトル c =OC はある実数 t を用いて

c =t ( a |a | + b | b | )

と表されることを示せ.

(2)  XOY の二等分線と XAB の二等分線の交点を P とおくとき, p =OP a b および 3 辺の長さ | a | |b | |b - a | を用いて表せ.

2006 神戸大学 前期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】 行列 A= ( 1 2- 3 2 32 12 ) と,実数 x y z w を成分とする行列 X= (x y zw ) を考える.次の問に答えよ.

(1)  X について関係式 X A=A X が成立するための, x y z w の条件を求めよ.

(2)  X X2 =A を満たすとき, XA= AX が成立することを示せ.

(3)  X2= A を満たす行列 X をすべて求めよ.

2006 神戸大学 前期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

2006年神戸大前期理科系【3】の図

【3】  xy 平面において放物線 C: y=x2 と,その下側にある点 P( p,q) q <p2 を考える. P を通るような C 2 つの接線を考え,その接点をそれぞれ A B とする.また, P を通る傾き m の直線が C と相異なる 2 S T で交わるとする.

 点 A B x 座標をそれぞれ a b とし,点 S T x 座標をそれぞれ s t とする.次の問に答えよ.

(1)  a+b ab p q で表せ.

(2)  s+t st p q m で表せ.

(3) 直線 AB と直線 ST の交点を Q とし, Q x 座標を u とする.上図のように s< u<t< p となる場合について,等式

1 PS+ 1 PT= 2 PQ

が成立することを示せ.

2006 神戸大学 前期

理科系

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】  xyz 空間に 3 P( 1,1, 0) Q(- 1,1, 0) R(- 1,1, 2) をとる.次の問に答えよ.

(1)  t 0< t<2 を満たす実数とするとき,平面 z= t と, PQR の交わりに現れる線分の 2 つの端点の座標を求めよ.

(2)  PQR z 軸のまわりに回転して得られる回転体の体積を求めよ.

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