2006 大阪市立大学 前期MathJax

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2006 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

問1  x<y< z のとき,不等式

xy2 -x2 y+ yz2 -y2 z+z x2 -z2 x>0

が成り立つことを示せ.

問2  1<a< b<c のとき,不等式

loga cb+ logb ac+ logc ba> 0

が成り立つことを示せ.

2006 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【2】  -1<t <1 とし, xy 平面上に 3 A( -1,0) B( t,1- t2) C( t,0) をとる.三角形 ABC x 軸の周りに回転させて得られる円錐の側面積を S (t) とする.次の問いに答えよ.

問1  S(t ) を求めよ.

問2  S( t)2 が最大になる t を求めよ.

2006 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【3】 円 x2 +( y-2) 2=1 C とし,放物線 y= x2 の上に相異なる 3 A (2, 4) P( p,p 2) Q (q ,q2 ) p <q をとる.直線 AP AQ がともに円 C に接するとき,次の問いに答えよ.

問1  p q を求めよ.

問2 直線 PQ が円 C に接することを示せ.

2006 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・生活科学部

50点

理系【4】の類題

易□ 並□ 難□

2006年大阪市立大前期文系【4】の図

【4】  a b 2 人が,右の図のような正方形の上で次の規則に従って,ゲームを行う.

・まず最初は, a は頂点 A を出発点とし, b は頂点 B を出発点とする.

2 人はそれぞれ硬貨を持ち, 2 人同時に各自の硬貨を投げて,表が出たときは,図の矢印の向きに隣の頂点に移動し,裏が出たときは,そのまま頂点にとどまることにする.

・このような硬貨投げを繰り返し行った結果,ある頂点で 2 人がいっしょになったとき,後から移動してきた方を勝ちとする.

 次の問いに答えよ.

問1  2 回目の硬貨投げの結果で勝負がつく確率を求めよ.

問2  2 回目の硬貨投げの結果ではまだ勝負がつかず, 3 回目の硬貨投げの結果で勝負がつく確率を求めよ.

2006 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

問1  x0 のとき,不等式

x- 12 x2 log( 1+x) x

が成り立つことを示せ.

問2 次の極限値

limn k=1n log (1 +k n2 )

を求めよ.

2006 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えよ.

問1  x= π5 3π 5 のとき

sin2 x=sin 3x

が成り立つことを示せ.

問2 等式

sin3 x=(4 cos2 x- 1)sin x

を示せ.

問3  cos π5 cos 3 π5 の値を求めよ.

問4 区間 π 5 x 3π 5 において, 2 曲線 y= sin2 x y=sin 3x で囲まれた図形の面積を求めよ.

2006 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【3】  A=( 01 -a2 2a ) P= (1 1p q ) とするとき,次の問いに答えよ.

問1  B=( b 0 0c ) について, AP= PB が成り立っているものとする.このとき, P は逆行列をもたないことを示せ.

問2  n を自然数とするとき,次の等式が成り立つことを示せ.ただし E 2 次の単位行列とする.

An+ 1=( n+1) an A-n an +1 E

問3  P は逆行列をもち,自然数 k に関して

P-1 A kP =( x0 0y )

が成り立つものとする.このとき, k 2 以上で, a=x= y=0 であることを示せ.

2006 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

文系【4】の類題

易□ 並□ 難□

2006年大阪市立大前期理系【4】の図

【4】  a b c 人がプレイヤーとなり,右の図のような三角形の上で次の規則に従って,ゲームを行う.

・まず最初は, a は頂点 A を出発点とし, b は頂点 B を, c は頂点 C を出発点とする.

・各プレイヤーはそれぞれ硬貨を持ち,みな同時に各自の硬貨を投げて,表が出たときは,図の矢印の向きに隣の頂点に移動し,裏が出たときは,そのまま頂点にとどまることにする.

・この移動によって,ある頂点において 2 人がいっしょになったときは,前からとどまっていた方がこのゲームから抜けることにする.その後は,残った 2 人で同様のゲームを続けるものとする.

・このような硬貨投げを繰り返し行い,最後の 1 人になるまで残った者をこのゲームの優勝者とする.

  n 回までの硬貨投げの結果では優勝者が決まらずに,三角形上に 3 人とも残っている確率を p n 三角形上に 2 人が残っている確率を qn とする.次の問いに答えよ.

問1  qn+ 1 pn qn を用いて表せ.

問2  32 pn+ 1+q n+1 pn qn を用いて表せ.

問3  pn qn を求めよ.

問4  n 回までの硬貨投げの結果では優勝者が決まらずに, (n+1 ) 回目の硬貨投げの結果で優勝者が決まる確率を求めよ.

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