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2006 東京理科大学 工学部B方式

建築,電気工学科

2月8日実施

(2),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(1) 実数 x y 4 x2+ 4y 2+7 xy +x+y -1=0 を満たしているとする.このとき u =x+y および v =xy のとり得る値の範囲を求めよう.

(a)  u のとり得る値の範囲は

- u

である.

(b)  v u で表すと,

v= u 2+ u-

であるから, v のとり得る値の範囲は

- v

である.

2006 東京理科大学 工学部B方式

建築,電気工学科

2月8日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(2) 以下の問いに答えなさい.

(a)  m を実数の定数とする. x の関数 f (x) =(2 m- m2) x2 m2 +3m -4 が区間 x >0 で増加するのは m が,

- - <m < - + <m <

のときである.

(b)  m を自然数の定数とする. x の関数 f (x) =(2 m-m 2) x2 m2 +3m -4 が区間 x >0 で増加するのは, m= のときである. m の値を とするときの関数 f (x ) および 3 つの整数 a b c を用いて次の式

g( x) = a{ f( x)} 2+2 bf (x )+c

で定義される関数 g (x ) を考える.関数 g (x ) が以下の 3 つの条件:

x0 のとき, g( x) =-g( -x)

g( 1)= 2

g( 2)< 3

をすべて満たすのは, a= b= c= または a = b= c= のときである.ここで, < とする.

2006 東京理科大学 工学部B方式

建築,電気工学科

2月8日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(3) 座標平面上に 2 つの円 C 0: (x+ a) 2+y 2=1 C1: (x -a) 2+ y2=1 および C0 C1 とそれぞれ異なる 2 点で交わる 1 つの直線 l :y=b x+c がある.ただし, a b c は, 0<a< 1 b0 c0 とする.直線 l と円 C 0 2 つの交点を P1 P 3 とし,直線 l と円 C 1 2 つの交点を P2 P 4 として, 4 P1 P 2 P 3 P 4 が次の 3 つの条件:

P1 P2 P3 P4 はすべて異なる

P1 x 座標は P 3 x 座標より小さく, P2 x 座標は P 4 x 座標より小さい

P1 P2 =P2 P3 =P 3P 4

をすべて満たすような a b c について考える.

(a) 線分 P 1P 4=1 がもっとも長くなるのは, a= b= c= のときである.このとき, P 1P 4= である.

(b)  P1 P4 =1 となるのは,

a= b = c =

または

a= b= c= ×

のときである.

2006 東京理科大学 工学部B方式

建築,電気工学科

2月8日実施

(1),(2)と合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 以下の問いに答えなさい.

(1) 行列 J J= ( 21 02 ) とし, 2 次の正方行列 A

A( 2 31 2 )=( 2 31 2 ) J

を満たしているとする.

(a) 行列 J n J n を求めなさい.ただし, n は自然数である.

(b) 行列 A n A n を求めなさい.ただし, n は自然数である.

2006 東京理科大学 工学部B方式

建築,電気工学科

2月8日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【2】 以下の問いに答えなさい.

(2) 曲線 y= ex+ e-x 2 について, y5 の部分の長さを求めなさい.ただし, e は自然対数の底である.また,曲線 y =f( x) ax b の長さは f (x ) の導関数 f ( x) を用いて次の定積分

ab 1+ {f ( x)} 2 dx

で表される.

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建築,電気工学科

2月8日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【3】  f( x) は次の等式を満たす関数とする.

f( x)= (e -x+ ex) cosx -2x - 0x (x- t) f (x) dt

ただし, e は自然対数の底であり, f (x) f (x) の導関数である.

(1)  x=0 のときの関数の値 f (0 ) および微分係数 f ( 0) を求めなさい.

(2) 関数 g (x) g (x) =ex f( x) で定める.導関数 g ( x) を求めなさい.

(3) 関数 f (x ) を求めなさい.

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