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2006-15113-0101
2006 関西学院大学 理工学部F方式
2月1日実施
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の に適する式または数値を,解答用紙の同じ記号のついた の中に記入せよ.途中の計算を書く必要はない.
(1) ∫x⁢ e3⁢ x⁢d x=(ア) , ∫5⁢ x⁢ (x2 +3) 4⁢d x=(イ) , ∫ sin⁡ x⁢cos ⁡x 2+cos ⁡x ⁢d x=(ウ) である.ただし積分定数は省略してよい.
2006-15113-0102
(2) 赤玉 2 個,青玉 18 個が入っている袋からでたらめに 1 個ずつ玉を取り出す.ただし,いったん取り出した玉は袋に戻さないものとする. 2 個目の赤玉を 3 回目に取り出す確率は (エ) であり, 4 回目に取り出す確率は (オ) であり, r 回目( 2≦r ≦20 )に取り出す確率は (カ) である.また, r 回目に 2 個目の赤玉を取り出すとするとき, r の期待値は (キ) である.
2006-15113-0103
【2】 f⁡( x)=8 x+ 23 −3 ⋅4 x+ 32 +45 ⋅2 x−26 とおき, a は定数とする.次の問いに答えよ.
(1) t=2 x とおくとき, f⁡( x) を t の式で表せ.
(2) 方程式 f⁡( x)=a の異なる実数解はいくつあるか. a の値によって分類せよ.
(3) f⁡( x)=a が異なる 2 個の実数解をもち,そのうちの 1 つは整数とする.このとき a の値とこれらの解を求めよ.
(4) f⁡>( x)=a が異なる 2 個の実数解をもつとき,これらの解の和を a で表せ.
2006-15113-0104
【3】 座標空間内において,直線 l は原点 O を通り,ベクトル v→ =(cos ⁡θ, sin⁡ θ,0) に平行とする.また,定点 P (1 ,0, 1) と l 上の点 R を結ぶ線分は l に垂直であるとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) R の x 座標 x ⁡( θ) と y 座標 y ⁡( θ) を求めよ.
(2) θ の値が 0 ≦θ ≦π の範囲で変化するとき, R の軌跡を求めよ.
(3) ▵OPR の面積を S とし,線分 OR , PR の長さの和を L とする. |cos⁡ θ|= p とおくとき, p を用いて S および L を表せ.ただし,点 R が O に一致するときは S=0 , OR=0 とする.
(4) θ の値が 0≦θ ≦π の範囲で変化するとき, S および L の最大値・最小値を求め,さらに,それぞれの場合の θ の値を求めよ.
2006-15113-0105
【4】 数列 {a n} は
a1= 2,a n+1 = 12n⁢ (3⁢n +5) ⁢ ∑k =1n (k+ 1)⁢ ak (n=1 ,2,3 ,⋯)
を満たすとする.このとき次の問いに答えよ.
(1) a2, a3, a4, a5 を求めて,一般項 an を予想せよ.
(2) 上の予想が正しいことを数学的帰納法を用いて示せ.
(3) ∑k =1n 2k ⁢ak k を求めよ.