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2007 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(1) 座標平面において,放物線 y= x2+ 1 上の異なる 2 P (a ,a2 +1 ) Q (b ,b2 +1) a<b に対して,点 P における接線と点 Q における接線の交点を R とする.

(a) 点 R の座標を a b を用いて表すと ( (a +b) , a b+ ) である.

(b) 点 R の座標が ( , ) のとき,三角形 PQR は正三角形になり,その 1 辺の長さは である.

(c) 点 R が直線 y= x 上にあるとき, R の座標が ( , ) であれば PRQ は直角になる.また,このときの線分 PQ の長さは である.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(2)  x0 のとき,関数 f (x ) を次のように定める.

f( x)= [2 x]+ [4 x]+ [6 x]

ここで,実数 a に対して [a ] a を超えない最大の整数を表す.例えば, [1 ] =1 [ 13 ]=3 である.

(a)  x 0 x1 を動くとき, f( x) の取りうる値は 通りある.

(b)  x0 のとき, f( x+1) =f( x)+ である.

(c)  0 から 100 までの整数で,関数 f (x ) の値となりうるものの個数は である.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(3)  50×50 個の正の数を,下図のように 50 50 列に並べる.

a1 ,1 a1, 2 a1,3 a 1,4 a1 ,50 a2 ,1 a2, 2 a2,3 a 2,4 a2 ,50 a3 ,1 a3, 2 a3,3 a 3,4 a3 ,50 a4 ,1 a4, 2 a4,3 a 4,4 a4 ,50 a50 ,1 a50, 2 a50,3 a 50,4 a50 ,50

ai, j の下添字 i j 1 i50 1j 50 は, i が行番号, j が列番号を表す.

条件:

・各行 ai, 1 ai, 2 ai ,50 1i 50 は公差 d i の等差数列( d i は第 i 行の公差である)

・各列 a 1,j a2, j a50 ,j 0j 50 は公比 r の等比数列( r はすべての列に共通な公比である)

a4, 2= 3 16 a 3,3 = 12 a2, 4= 5 4

が成り立つとき以下の問いに答えなさい.

(a) 第 4 行の公差 d 4 d 4= である.

(b) 公比 r r= である.

(c)  a1, 1= a 3,4 = a4 ,3= である.

(d) 自然数 n n 50 に対して,

Sn= k=1 n ak, k= a1,1 +a 2,2 ++ an,n

En= k=1 n an+ 1-k,k =a n,1 +an -1,2 ++ a1, n

とするとき,

S9= E9=

S50= - 250 E50 =

である.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】(1) 実数 a に対して,行列 A A= (a 4 1a ) とする.また,条件 p q r をそれぞれ次のように定める.

p:行列 A は逆行列をもつ

q a>0 である

r:連立 1 次方程式 A ( x y) =( 2 -1 ) は解をもつ

(a) 条件「 p かつ q 」の否定を書きなさい.

(b) 条件 p が成り立つような実数 a の条件を求め,さらにそのときの A の逆行列を求めなさい.

(c) 条件 p r に対して正しい記述を次の中から選びなさい.また,選んだ理由を説明しなさい.

 条件 p は条件 r が成り立つための必要条件であるが,十分条件ではない.

 条件 p は条件 r が成り立つための十分条件であるが,必要条件ではない.

 条件 p は条件 r が成り立つための必要条件でもあり,十分条件でもある.

 条件 p は条件 r が成り立つための必要条件でも十分条件でもない.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【2】(2)  0x 2 の範囲で,曲線 y= 3x- 1 と直線 y= 2x+ 4 および y 軸とで囲まれた部分を D とする.

(a)  D の面積を求めなさい.

(b)  D x 軸のまわりに 1 回転してできる立体の体積を求めなさい.

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2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【3】 二等辺三角形 ABC において AB= AC=13 BC=4 とする.三角形 ABC の外部に点 P を以下の 2 条件:

・線分 BP は辺 AC と交わる

BPC= π 2 である

を満たすようにとる.線分 BP と辺 AC の交点を M とし, AM AC=t とする.

(1)  cosA の値を求めなさい.

(2)  t の取りうる値の範囲を求めなさい.

(3) 線分 BP と線分 BM の長さの比 BPBM t で表しなさい.

(4) 比 BPBM が最大となるときの t の値を求めなさい.

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