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2008-13442-0201
2008 東京理科大学 理工学部B方式
情報科,工業化,機械工,土木工学科
2月4日実施
(2),(3)と合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から メ までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) A を次の 2× 2 行列とする.
A=( -2 26 -1 )
成分 x 1 ,x2 が正である行ベクトル X= ( x1 x2 ) が定数 a に対して,
X⁢A= a⁢X
を満たすとき, a= ア である.さらに, x1+ x2= 1 ならば, X= 1 イ ⁢ ( ウ エ ) である.また,列ベクトル Y =( y1 y2 ) が
A⁢Y= ア ⁢ Y
を満たし, y1+ y2= 1 ならば, Y= 1 オ ⁢( カ キ ) であり, X⁢A 7⁢Y = ク ケ コ サ シ となる.
2008-13442-0202
(1),(3)と合わせて配点40点
(2) 定数 α に対して,関数 f⁡ (t ) を
f⁡( t)= 2⋅9 -t -α⋅ 31- t+4 ⁢α+2
と定める. f⁡( t)= 0 を満たす実数 t が存在するような α の範囲を求める問題を考える.
f⁡( x) は, t=-log 3⁡x ( x> 0 ) とおくと,
ス ⁢ (x - セ ソ ⁢ α) 2- タ チ ⁢ α 2+4⁢ α+2
と表される.この式を g⁡ (x ) とおくと,問題は,方程式 g⁡ (x) =0 が x> 0 の範囲に実数解を持つ α の範囲を求めることに帰着する.よって,求める α の範囲は, α<- ツ テ または α ≧ ト である.
2008-13442-0203
(1),(2)と合わせて配点40点
(3) n を自然数とする. k=1 ,2 ,3 ,⋯ ,n に対して,数字 k が書かれたカードが k 枚ずつある.これらすべてのカードをよく混ぜて,カードを取り出す.
(ⅰ) n=49 に対して, 1 枚カードを取り出したときカードの数字が 25 である確率は ナ ニ ヌ であり, 2 枚カードを取り出したときカードの数字が 2 枚とも 25 である確率は ネ ノ ハ ヒ フ である.
(ⅱ) n≧2 に対して, 2 枚カードを取り出したときカードの数字が 2 枚とも同じである確率を p n とする. p49 = ヘ ホ マ ミ である. n⋅p n は, n→ ∞ のとき ム メ に収束する.必要ならば,
∑ k=1 n⁡ k2= 16 ⁢ n⁢( n+1) ⁢(2 ⁢n+1 )
を用いてもよい.
2008-13442-0204
30点
【2】 a を正の定数とする. xy 平面において, y 軸上の点 P (0 ,p) と 2 次曲線 y =a⁢ x2 上にある点 Q (t ,a⁢t 2) が,条件
PQ=1 ,p≧a ⁢t2 , 0≦t≦ 1
を満たすように動いている.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) p を a と t を用いて表しなさい.
(2) 0<a< 1 2 のとき, p の範囲を a を用いて表しなさい.
(3) a≧ 12 のとき, p の範囲を a を用いて表しなさい.
(4) p の最大値から最小値を引いた値を h⁡ (a ) とする. a が a> 0 の範囲を動くとき, h⁡( a) を最小にする a の値,および h ⁡(a ) の最小値を求めなさい.
2008-13442-0205
【3】 実数 x , y ,t が
{ t3 -( 2⁢y- 1) ⁢t2 -t+2 ⁢y-1 =0 x⁢t- 2⁢t+ 2⁢y= 0
を満たすとき,次の問いに答えなさい.
(1) t3- (2⁢ y-1) ⁢t2 -t+2⁢ y-1= 0 を t の 3 次方程式として解きなさい.
(2) (1)で求めたそれぞれの t に対して, y を x の関数として表しなさい.
(3) (2)で求めたそれぞれの関数のグラフを同一の xy 平面上に図示しなさい.
(4) (3)で図示した図形の x≧ 0 の部分と,直線 y= 2 で囲まれた領域の面積を求めなさい.