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【4】 を自然数とする.表と裏の出方が同様に確からしい硬貨を続けて何回か投げる.なお,はすべての整数の倍数とみなすことにする.
(1) 各回とも裏が出れば点,表が出れば点を得るものとする.硬貨を続けて回投げるとき,獲得する点数の合計の期待値はである.また硬貨を続けて回投げるとき,獲得する点数の合計がの倍数になる確率はである.これを用いるとが偶数であるとき
であることがわかる.
(2) 今度は,回目に投げたときの得点は,表が出れば点で裏が出れば点,回目は表が点で裏が点,回目は表が点で裏が点とする.
硬貨を続けて回投げるとき,獲得する点数の合計がである確率はであり,続けて回投げるとき,獲得する点数の合計がである確率はである.また硬貨を続けて回投げるとき,獲得する点数の合計の期待値はである.
硬貨を続けて回投げるとき,獲得する点数の合計がの倍数である確率をとすると,でありである.