2009 東京理科大学 理学部B方式2月12日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2009 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(2),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の から において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(1)  a b c が次の 3 次方程式の解であるとする.

x3- 2x2 +x+5 =0

(a) このとき, a3+ b3+ c3 の値は - である.

(b) このとき, a4+ b4+ c4 の値は - である.

2009 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の から において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(2)(a) 袋の中に 1 が書かれた球, 0 が書かれた球, -1 が書かれた球が 1 つずつ入っている.この袋から球を 1 個とりだし,袋の中に戻す操作を続けて 2 回行う.最初に取り出した球に書かれていた数を a とし,次に取り出した球に書かれていた数を b とする.このとき,実数 x y についての式 a x2+ bx y+a y2 が次の条件

ax2 +b xy+ ay2 =0 ならば x= y=0

を満たす確率は である.

(b) (a)で用意した袋から球を 1 個とりだし,袋の中に戻す操作を続けて 3 回行う. 1 回目と 2 回目に取り出した球により a b を(a)のように定め, 3 回目に取り出した球に書かれていた数を c とする.このとき,実数 x y z についての式 a (x- y)2 +b (y-z )2+ c( z-x) 2 が次の条件

a (x- y)2 +b (y-z )2+ c( z-x) 2=0 ならば x= y=z

を満たす確率は である.

2009 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の から において,   内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数を解答用マークシートにマークせよ.

(3) 空間に点 A ( 1 2 , - 32 , 0) B ( 1 2 , 3 2 ,0 ) C (-1 ,0,0 ) があり,さらに正の実数 h z 座標にもつ点 D (- 1 2, - 32 ,h ) E (- 1 2 ,- 3 2 ,h ) F (1, 0,h ) があるとする.

(a) ベクトル FA とベクトル FD の内積は である.

(b) 線分 AD と線分 FC の交点 P の座標は ( , , h ) である.

(c)  h の値が であるとき,ベクトル AD とベクトル FC は垂直である.

(d)  h が(c)で求めた値である場合,三角形 APF を底面とし点 E を頂点とする三角 すい の体積は である.

2009 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 以下の(1)から(3)の問に答えよ.ただし,(1)および(2)で得られた結論は,必要なら(3)の解答の際に用いてよい.

(1)  0<t< π をみたす実数 t をとる.実数 θ 0< θ<π -t の範囲を動くとき,関数 f (θ)= sinθ+ sin(π -t-θ ) の値が最大になるような θ の値と,関数 f (θ) の最大値 m (t) を求めよ.

(2) (1)で求めた m (t) を用いて関数 g (t)= sint+ m(t ) を定める.実数 t 0< t<π の範囲を動くとき,関数 g (t) の値が最大になるような t の値と,関数 g (t) の最大値 M を求めよ.

(3) 半径 1 の円 T に内接する三角形 ABC の頂点 A における内角を t で表し,頂点 C における内角を θ で表すことにする.

(a) 頂点 A における内角 t が動く範囲を求めよ.

(b) 頂点 A における内角 t を一定に保ちながら頂点 A が円 T 上を動くとき,線分 AB と線分 AC の長さの和が最大になるための必要十分条件を三角形 ABC についての条件として述べよ.

(c) (b)で求めた条件をみたす三角形 ABC の頂点 A における内角 t を,(a)で求めた範囲で動かすことにより,この三角形の 3 辺の長さの和の最大値を求めよ.

2009 東京理科大学 理学部B方式

数,物理,化学科

2月12日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 座標平面上に点 P1 (12 ,8) がある.これを行列 A= ( 2 4 6 4 64 - 24 ) で表される変換で移した点を P2 とし,この点を再びこの変換で移した点を P3 とする.この操作をくりかえし,一般に点 Pn をこの変換で移した点を P n+1 とする.

(1) 行列 A2 を求めよ.

(2) 点 P1 P2 P3 を頂点にもつ三角形の面積を求めよ.

(3) 自然数 n に対して点 P1 P2 n P2 n+1 を頂点にもつ三角形の面積を Sn とする.極限値 lim n S n を求めよ.

(4)  n 2 以上の自然数とする.線分 P1 P2 P2P 3 P 2n- 1P 2n からなる折れ線と,この折れ線の 2 つの端点を結ぶ線分 P 2n P1 によって囲まれるすべての三角形の面積の和 Tn の極限値 lim n T n を求めよ. 

inserted by FC2 system