2009 立命館大 文系学部A方式2月4日実施MathJax

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2009 立命館大学 文系学部A方式

2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1) 数学の問題が 4 題ある.各問題には解答の選択肢が 4 個あり,そのうち正解はそれぞれの問題に 1 つずつある.ある受験生が適当に選択肢を選ぶとき,全問正解する確率は であり, 3 問正解する確率は である.

 また,この 4 題で,正解する問題数の期待値は である.

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2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2)  a b c を実数とする.また, a>0 とする.

  2 次関数 f (x)= x2- ax+ 3 g (x)= - 12 x2 +b x+c がある.放物線 y= f(x ) y =g( x) は,点 A において,共通の接線 y =-x+ 2 を持つ.このとき,点 A の座標は ( , ) となる.また,このとき, a b c の値はそれぞれ, a= b = c= である.

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2月4日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3)  OA=3 OB=5 AB=4 である OAB がある.この三角形の内接円の半径は である.このとき,内接円の中心を I とすると, OI = OA + OB である.

 また, IOA IAB IBO の面積比は IOA: IAB: IBO= : : となる.

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2月4日実施

易□ 並□ 難□

【2】 企業が 1 年目の初めに研究開発費 b 万円を投入して新しい製品を開発する.開発すると 2 年目から T 年目の終りまで特許によって独占が認められ,毎年の初めに a 万円の利潤が得られる(ただし,特許が切れた後は独占できず利潤は得られなくなる).この研究開発によって正の収益を得られるか判断するため,次のように考える.研究開発費は 1 年目の初めに銀行から借金をして,特許が切れる T 年目の終わりに元利合計を一括して返済する.また毎年の利潤も全て T 年目の終わりまで預金する. T 年目の終わりの利子も含めた借金額より, T 年目の終わりの利潤による預金総額が多いとき,研究開発は収益を上げると判断でき,実行される.預金する場合も借金する場合も利率は r で,その利息はいずれも 1 年毎の複利になるものとする.また年の初めにある預金・借金に対してその年の終わりに利子がつくものとする.

(1)  t 年目に得られた利潤の T 年目の終わりまでの元利合計は 万円となる. 2 年目から T 年目の終わりまでに得られた利潤の元利合計の総和は, 万円になる.また, T 年目の終わりの借金の元利合計は 万円になる.よって研究開発による収益が正になるための条件は, ba< 1r { } となる( a b を使わずに答えなさい).

(2)  a=16 b=600 r=0.04 のとき,研究開発の収益が正であるためには, a> でないといけない.ただし, (1.04 )15 =1.80 として計算しなさい.

(3)  a=100 b=450 r=0.20 のとき,特許によって独占が認められる期間が 年以上で研究開発の収益は正となる.ただし, log10 1.2= 0.08 を用いて計算し, は最小の整数で答えなさい.

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2月4日実施

易□ 並□ 難□

【3】  ABC 3 BC CA AB a b c とする.

(1) 余弦定理 a 2= b2+ c2 -2 bc cos A を証明せよ.

(2)  ABC の周の長さを 20 面積を 10 3 とする. a=7 のとき, b c の値を求めよ.ただし, b<c とする.

(3) (2)の三角形において, BC の中点を M とする. B C から対辺に向かって下ろした垂線の足をそれぞれ P Q とするとき,四角形 APMQ の面積を求めよ.

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