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2010-13442-0701
2010 東京理科大学 工学部B方式
工業化,経営工,機械工学科
2月9日実施
(2),(3)と合わせて配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1),(2),(3)においては, 内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.
(1) 右図のように,双曲線 x24 -y2 =1 の右と左の焦点を F と F′ とする.点 F を通り,傾き k が正の直線 l を,双曲線と 2 点 A ,B で交わるように引く.ただし, A ,B の x 座標はいずれも正とする.
(a) 焦点 F の x 座標は ア である.
(b) k のとりうる値の範囲は イ ウ <k である.
(c) F′A +F′ B=12 のとき AB= エ である.また,このとき, k= オ カ である.
2010-13442-0702
(1),(3)と合わせて配点50点
(2) 以下の問いに答えなさい.
(a) 不等式 | n3- 3| <1 を満たす自然数 n について考える.このような n で最小のものは ア であり,最大のものは イ ウ である.
(b) 不等式 | [x 2+x+ 1] 3-3 |<1 を満たすような実数 x のとりうる値の範囲は - エ <x≦ - オ および カ ≦x < キ である.ここで,実数 a に対して, [a] は a を超えない最大の整数を表す.
2010-13442-0703
(1),(2)と合わせて配点50点
(3) a ,b を実数とし, 2 つの式
(*) { sin⁡x+ cos⁡y= asin 3⁡x+ cos3⁡ y=b
を同時に満たす実数 x ,y が存在するかどうかを考える.ただし, a>0 とする.
(a) 上の(*)の 2 つの式を同時に満たす x ,y が存在するとき,
sin⁡x⁢ cos⁡y= ア イ ⁢a 2- ウ エ ⁢ ba
が成り立つ.
(b) 上の(*)の 2 つの式を同時に満たす x ,y が存在するための必要十分条件は, a ,b が不等式
オ カ ⁢a 3≦b≦ キ ⁢ a3 - ク ⁢ a2 + ケ ⁢ a ,0<a ≦ コ
を満たすことである.
(c) x ,y が上の(*)の 2 つの式を同時に満たし,さらに sin⁡ x⁢cos⁡ y= 13 を満たすとき, a ,b はつねに等式 b= サ ⁢ a3 - シ ⁢ a を満たす.ここで, a のとりうる値の範囲は
ス セ × ソ ≦ a≦ タ チ
である.
2010-13442-0704
(1),(2)と合わせて配点25点
【2】 以下の問いに答えなさい.
(1) 曲線 2⁢ x2- 2⁢x⁢ y+y2 =5 上の点 (1, 3) における接線の方程式を求めなさい.
2010-13442-0705
(2)と合わせて25点
(2) 放物線 y= 2⁢x- x2 と x 軸で囲まれた部分を, y 軸のまわりに 1 回転させてできる立体の体積を求めなさい.
2010-13442-0706
25点
【3】 行列 A= ( ab cd ) で, A によって表わされる座標平面上の移動( 1 次変換) f が 2 条件
・すべての x ,y に対し,点 P( x,y) の f による像を P ′( x′ ,y′ ) とすれば,点 P ′( x′ ,y′ ) の f による像は P (x, y) である
・点 (x, y) が直線 y= 12 ⁢ x 上にあるとき,点 P( x,y) の f による像 P ′( x′ ,y′ ) もつねに直線 y= 12 ⁢ x 上にある
を満たすようなものを考える.ただし, a≧0 とする.
(1) a=1 のとき,そのような行列 A をすべて求めなさい.
(2) a≠1 のとき,行列 A の成分 b ,c ,d をそれぞれ a を用いて表しなさい.
(3) a≠1 とする.点 P( x,y) の f による像が P( x,y) 自身であるとき, y を x , a を用いて表しなさい.