2011 東京理科大学 理第二部3月4日MathJax

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2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点12点

易□ 並□ 難□

【1】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.

 自然数 n に対して, a=2 20n 2+40 n+8 c= 212 n2+ 24n+ 5 とし, b a3+ b4= c5 を満たす正の実数とする.このとき

b4= 2 n2+ n+

である.また, A を実数とし, k=A log2 a-4 log2 b-5 log2 c とおくと

k= ( A- ) n2+ ( A  - ) n+( A - )

となる.よって, k n に依存しないとすると, A= (p) であり,このとき k = (q) である.

2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点15点

易□ 並□ 難□

【2】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.

(1)  a1= 1 an+1 =3 an+ 4 n=1 2 3 によって定められる数列 { an } の一般項は

an= n-

である.

(2)  a1= 1 an +1= 7an 4 an+ 1 n =1 2 3 によって定められる数列 { an } の一般項を求める. bn= 1 an cc= bn- とおくと,数列 { cn } は初項 公比 の等比数列である.よって

an= n-1 + n-1

である.

2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点15点

易□ 並□ 難□

【3】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.

4 つの選択肢の中からただ 1 つの正解を選ぶ」という問題が 5 問あるとする.このとき,次の問に答えなさい.

(1) 全くでたらめに答えて, 5 問中少なくとも 4 問正解する確率は である.

(2)  5 問正解であれば 10 点, 4 問正解であれば 6 点, 3 問正解であれば 3 点,それ以外は 0 点であるとする.全くでたらめに答えたときの点数の期待値は である.

2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点20点

易□ 並□ 難□

【4】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.また,   内の(r)(s)にあてはまる正負の記号をマークしなさい.

(1) 関数 f (x) =2 3+ 1x ( 2t2 -8t +6) dt について,次の問に答えなさい.

(a)  f( 6)= である.

(b)  f( x) の導関数 f (x )

f (x) = x2- x+

である.

(c) 区間 0 x3 における関数 f (x ) の最大値は (r) 最小値は (s) である.

(2)  a>0 とする.関数 g (x ) を,

g( x)= 23 a+ a x( 2t2 -8a t+6 a2 )d t

により定める.区間 0 x3 a における関数 g (x) の最小値が 0 であるとすると, a= である.

2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

配点20点

易□ 並□ 難□

【5】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.

  m>0 とし,円 (x- 3) 2+ (y- 5) 2=11 C 1 直線 x- y-m= 0 l とする.次の問に答えなさい.

(1) 原点 O から C 1 に引いた 1 つの接線の接点を Q とする.線分 OQ の長さは である.

(2)  C1 l が接するとき, m= - である.

(3)  t を正の実数とし,円 x 2+y 2=1 C 2 とする. P から C 1 に引いた 1 つの接線の接点を Q1 P から C 2 に引いた 1 つの接線の接点を Q 2 とするとき,線分 P Q1 と線分 P Q2 の長さの比が t :1 となるような点 P の軌跡を C 3 とする. C3 が点 ( 1,1 ) を通るとき, t= であり,このとき, C3

中心 ( - , - ) ,半径

の円である.

2011 東京理科大学 理学部第二部

3月4日実施

(1)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【6】 次の   内の 1 つのからにあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,解答用マークシートの指定された行あるその数をにマークしなさい.なお, などが 2 度現れる場合, 2 度目は などのように網掛けで表記する.

  1 辺の長さが 2 の正四面体を OABC とする.辺 OA の中点を P OB の中点を Q とし,辺 OC a :(1 -a) (ただし, 0<a <1 )に内分する点を R とする.辺 QR の長さを l とおくと

l2= a2- a+ (1)

である. PRQ θ とおくと

sinθ = l2- l2

である.したがって,三角形 PQR の面積を S とおくと,

S= l2-

である.よって,(1)を用いて,

S2= a2- a +

となる.したがって, a 0< a<1 の範囲を動くとき,三角形 PQR の面積 S の最小値は であり,最小値を与える a の値は a = である.

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