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2011-14891-0301
2011 立命館大学 理系学部A方式 (薬学部を除く)2月2日実施
易□ 並□ 難□
【1】 a>0 とする.行列
A=( 2⁢a -a ア イ )
は A 2=E を満たしている.ただし, E は 2 次の単位行列である.
座標平面において, P を,直線 y= m⁢x 上にある,原点と異なる 1 点とする.行列 A の表す 1 次変換により, P が直線 y =m⁢x 上の点に移されるのは, m= ウ または m = エ のときである.
直線 y= ウ ⁢x と直線 y= エ ⁢ x が直交するのは, a= オ のときであり,このとき,行列 A の表す 1 次変換は,直線 y = カ ⁢ x に関する対称移動である.
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【2】 n を 2 以上の自然数とし, x>0 で定義された関数
f⁡( x)= 1 n-1 ⁢{ (log ⁡x) n-log ⁡xn }
を考える.
(1) n の値にかかわらず, x= キ は方程式 f⁡ (x) =0 の解である.方程式 f ⁡(x )=0 のその他の解を n を用いて表すと, n が偶数のときは, x=e ク であり, n が奇数のときは, x=e ク と x =e ケ である.関数 f ⁡(x ) は x = コ で極小値 サ をとる.また,とくに n が奇数ならば, x= シ で極大値 ス をとる.
(2) n を奇数とする.座標平面において,曲線 y= f⁡( x) の,点 ( e ク ,0 ) における接線と,点 ( e ケ ,0 ) における接線の交点は ( セ , ソ ) であり,点 ( e ク ,0 ) における法線と,点 ( e ケ ,0 ) における法線の交点の y 座標は タ である.
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【3】 a>0 とする.座標平面において,点 P (1 ,3) から楕円
a⁢x2 + y2 2⁢a =1
に引いた 2 本の接線の接点を Q , R とする.
Q ,R はともに,直線 チ ⁢ x+ ツ ⁢ y=1 の上にある.線分 QR の中点を M とすると, M の座標は ( テ , ト ) であり, M は直線 y = ナ ⁢ x 上にある.線分 PQ の長さと線分 PR の長さが等しくなるのは a = ニ のときである.
O を原点とする. ▵PQR の面積 S 1 と ▵OQR の面積 S 2 の比 S1 S2 を a を用いて表すと,
S 1S2 = ヌ
である. a>0 の範囲で a を変化させると,比 S1 S2 は a= ネ のとき最小値 ノ をとる.
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【4】 n を 2 以上の自然数とする. 1 から 9 までの番号を 1 つずつ書いた 9 個の玉が袋の中にある.袋の中から 1 個の玉を取り出し,その数字を記録してから元に戻すという操作を n 回繰り返す.
(1) 記録された数の値 X が偶数である確率は ハ である. X が 2 でも 5 でも割り切れない確率は ヒ であり, X が 10 で割り切れる確率は フ である.
(2) 記録され得る数字の並び方のうち,和が 9⁢ n-2 になるのは ヘ 通りある.
n=3 のとき,記録され得る数字の並び方のうち,和が 25 以上になるのは ホ 通りであり,記録された数の和が 24 以下である確率は マ である.