2016 東京理科大学 理学部数理情報学科2月13日実施MathJax

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2016 東京理科大学 理学部

数理情報学科B方式

2月13日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

【1】    内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.ただし, 2 けた の数を表すものとする.なお,分数は既約分数(それ以上約分できない分数)の形で表すこと.

  n を自然数とする.それぞれに何らかの番号が書かれている 2 n 個の玉があり,はじめはすべて 1 つの袋に入っている.そしてその袋から 2 個の玉を同時に取り出すことを n 回繰り返す.ただし,取り出した玉は袋に戻さないものとする.

 ここで, n 回とも同時に取り出した 2 個の玉に書かれた番号が一致しない確率を考えよう. 1 から n までの番号がそれぞれ 2 個の玉に書かれている場合のこのような確率を p n とする.また, 1 から n -1 までの番号がそれぞれ 2 個, n n +1 の番号がそれぞれ 1 個の玉に書かれている場合のこのような確率を q n とする.

(1)  n=2 のとき, p2 = q2 = である.

(2)  n=3 のとき, p3 = q n= である.

(3)  n 2 以上の自然数とする.

(a) 関数 f (x )= x+ x+ に対して, pn+ 1=f (n )q n が成り立つ.

(b) 関数 g (x )= x+ x+ h (x) = x+ x2 + x+ に対して, pn +2= g( n) pn+ 1+h (n ) pn が成り立つ.

2016 東京理科大学 理学部

数理情報学科B方式

2月13日実施

配点50点

易□ 並□ 難□

【2】 関数 f (x )=x 1-x 21 +x2 に対して,次の問いに答えよ.

(1)  f( x) の導関数 f ( x) を求めよ.

(2) 左側極限 limh -0 f (1 +h) -f( 1) h を求めよ.

(3)  f( x)+ f( -x) を求めよ.

(4)  f (x )=0 となる x の値を求めよ.また,そのときの {f (x )} 2 の値を求めよ.

(5) 関数 y =f( x) のグラフの概形を描け.

(6) 定積分 -11 f (x) dx を求めよ.

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