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2017-10881-0101
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF6頁)へ
2017 長崎大学 前期
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問いに答えよ.
(1) ▵OAB において,辺 OA を 1 :2 に内分する点を M とし,辺 OB を 3 :2 に内分する点を N とする.また,線分 AN と線分 BM の交点を P とし,直線 OP と辺 AB の交点を Q とする. OA→ =a→ , OB→ =b→ とおくとき, OP→ および OQ → を a→ , b→ を用いて表せ.
2017-10881-0102
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF7頁)へ
(2) 連立不等式
x+y≦ 4 ,y≦ 2⁢x+ 4 ,y ≧0
の表す領域と放物線 y =x2 -6⁢x +k が共有点をもつように,定数 k の値の範囲を定めよ.
2017-10881-0103
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF7頁13行)へ
(3) a1 =1 ,a 2=1 , an +2- 2⁢a n+1 +an =1 ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ) で定められる数列 { an } がある. bn =an +1- an ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ) とおくとき,数列 { bn } および数列 { an } の一般項を求めよ.
2017-10881-0104
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF8頁)へ
(4) 0≦θ ≦π のとき, sin4 ⁡θ+ cos4 ⁡θ の最大値と最小値,およびそのときの θ の値をそれぞれ求めよ.
2017-10881-0105
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF8頁6行)へ
【2】 2 つの放物線 C1 :y=2 ⁢x2 と C2: y=-x2 +2⁢ m⁢x+ 1 について考える.ただし, m を正の定数とする.以下の問いに答えよ.
(1) A , B を C 1 上の 2 点とし,その x 座標をそれぞれ α , β とする.ただし, α<β である.このとき,直線 AB の傾きおよび y 切片を, α と β で表せ.
(2) C1 と C 2 は異なる 2 点で交わることを示せ.(1)の 2 点 A ,B が C 1 と C 2 の交点であるとき, 2 次方程式の解と係数の関係を利用して, α+β , α⁢ β を求めよ.さらに, β-α および直線 AB の方程式を m を用いて表せ.
(3) (2)の点 A ,B から x 軸に垂線を下ろし, x 軸との交点をそれぞれ D ,E とする.このとき,四角形 ABED の面積 S を m を用いて表せ.
(4) C1 と C 2 で囲まれた図形の面積 T を m を用いて表せ.
(5) (3)と(4)で求めた S , T について,
S:T =3:2
となるような定数 m の値を求めよ.
2017-10881-0106
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF9頁13行)へ
【3】 以下の問いに答えよ.
(1) 0≦θ ≦π のとき, 4⁢sin 3⁡θ +3⁢cos 2⁡θ の最大値と最小値,およびそのときの θ の値をそれぞれ求めよ.
2017-10881-0107
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF10頁)へ
(2) e を自然対数の底とする. x>e の範囲において,関数
y=x 1x
を考える.この両辺の対数を x について微分することにより, y は減少関数であることを示せ.また, e<a< b のとき, ab >ba が成り立つことを証明せよ.
2017-10881-0108
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF10頁7行)へ
(3) 数列 { an } の一般項が
an =( 3 4 )n ⁢n⁢ (n- 1)
であるとき, an+ 1- an を n の式で表し, an が最大となる正の整数 n をすべて求めよ.
2017-10881-0109
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF10頁17行)へ
(4) 複素数平面上の点 P⁡ (z ) が,原点を中心とする半径 3 の円の周上を動くとき,
w= z+3⁢ iz
で表される点 Q⁡ (w ) はどのような図形を描くか.
2017-10881-0110
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF11頁)へ
【4】 空間内の 3 点 A , B , C を頂点とする ▵ ABC を考える. 2 辺 BC , AC の中点をそれぞれ M , N とし,中線 AM と BN の交点を G とする.以下の問いに答えよ.
(1) AG→ を, AB→ と AC → を用いて表せ.
(2) 2 点 P , Q が PA→+ PB→ +PC→ =PQ → を満たすとき, 3 点 P , Q , G は道一直線上にあることを示せ.
(3) ▵ABC の頂点の座標が A ( 0,0, 1) , B ( 7,0, 6) , C ( 2,12, 5) であるとき, xy 平面上を動く点 P ( x,y, 0) を考える.このとき, | PA→ +PB→ +PC→ | の最小値とそのときの P の座標を求めよ.
(4) (3)において,特に点 P ( x,y, 0) が, xy 平面上の円 x 2+y 2=1 の周上を動くものとする. | PA→ +PB→ +PC→ | の最大値とそのときの P の座標,および最小値とそのときの P の座標を,それぞれ求めよ.
2017-10881-0111
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF12頁)へ
【5】 2 つの関数 f ⁡(x )=log ⁡x ,g⁡ (x )= ex がある.原点 O から曲線 C1 :y=f ⁡(x ) に引いた接線を l1 , 接点を A とし,原点 O から曲線 C2: y=g⁡ (x ) に引いた接線を l2 , 接点を B とする.以下の問いに答えよ.
(1) 接線 l 1 の方程式と接点 A の座標を求めよ.また,接線 l 2 についても,その方程式と接点 B の座標を求めよ.
(2) C1 と l 1 および x 軸で囲まれた図形の面積 S を求めよ.
(3) C1 , C2 , x 軸, y 軸および線分 AB で囲まれた図形の面積 T を求めよ.
(4) 直線 AB に平行な直線 m と曲線 C1 ,C 2 の交点を,それぞれ P ,Q とする. Q の座標を ( t,et ) とおくとき,線分 PQ の長さを t の式で表し, PQ の長さの最小値と,そのときの P ,Q の座標を求めよ.
2017-10881-0112
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF13頁11行)へ
【6】 xy 平面上に放物線 C :y= x2 と直線 l :y= 12 ⁢ x- 14 がある. t>0 とし, l 上を動く点 P (t , 12⁢ t- 14 ) から C に接線を引く.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 点 P を通り,傾き m の直線が C に接するとき, m が満たす 2 次方程式を求めよ.さらに,この 2 次方程式は,常に異なる 2 つの実数解をもつことを示せ.
(2) (1)で求めた 2 次方程式の解を m1 ,m2 ( m1< m2 ) とする.このとき, m1 +m2 , m1 ⁢m2 , m2 -m1 を,それぞれ t の式で表せ.
(3) 傾き m1 ,m2 の 2 本の接線が x 軸の正の向きとなす角を,それぞれ θ1 ,θ 2( - π2 <θ1 <θ 2< π2 ) とする.このとき, m1 =tan⁡ θ1 ,m 2=tan ⁡θ2 を利用して tan ⁡( θ2- θ1 ) を t の式で表せ.さらに,この式を f ⁡(t ) とおくとき,極限値 limt→ ∞f⁡ (t ) を求めよ.
(4) t>0 であることに注意して,(3)の関数 f ⁡(t ) の最小値と,そのときの t の値および θ2- θ1 の値を求めよ.
2017-10881-0113
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF15頁)へ
【7】 放物線 C :y= x2 と定点 A ( 0,1 ), B (0 ,2) および C 上の第 1 象限の点 P1 ( 2,4 ) が与えられている.自然数 n =1 , 2 , 3 ,⋯ について,以下の操作をくり返す.
C 上の第 1 象限の点 Pn ( pn, pn2 ) に対し,
手順1 直線 Pn A と C との交点のうち,第 2 象限にあるものを Qn ( qn, qn 2) とし,
手順2 直線 Qn B と C との交点のうち,第 1 象限にあるものを Pn +1 ( pn+ 1, pn +12 ) とする.
このとき,以下の問いに答えよ.
(1) a を定数とする.直線 y =a⁢x +1 と C との交点のうち,第 1 象限にあるものを P ( p,p2 ) , 第 2 象限にあるものを Q ( q,q2 ) とする.このとき, p⁢q =-1 が成り立つことを示せ.また,点 Q1 の座標を求めよ.
(2) 点 P2 , Q 2 および P3 の座標を求めよ.
(3) 数列 { pn } および数列 { qn } の一般項をそれぞれ求めよ.
(4) x≧0 の範囲において, C と直線 Pn Qn および y 軸で囲まれた図形の面積 S n を求めよ.さらに,極限値 limn→ ∞ S n+1 Sn を求めよ.
2017-10881-0114
入試の軌跡 数学さんの解答(PDF16頁10行)へ
【8】 xy 平面上に,原点 O を中心とする半径 1 の円がある.この円の周上に 2 点 A ( cos⁡α ,sin⁡α ) と B ( cos⁡β ,sin⁡β ) をとる.ただし, 0<α <β< π 2 とする.さらに, 2 点 A ,B から x 軸に垂線を下ろし, x 軸との交点をそれぞれ C ,D とする.
扇形 OAB の面積を S1 , 弧 AB と線分 BD , DC ,CA で囲まれた図形 F の面積を S 2 とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) S1 を α と β で表せ.
(2) S2 を α と β で表せ.
(3) S1 =S2 のとき, β を α の式で表せ.また,このとき t =cos⁡α -cos⁡ β のとりうる値の範囲を求めよ.
(4) (3)のとき,扇形 OAB および図形 F を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を,それぞれ V 1 および V 2 とする.さらに, V=V 1-V 2 とする. V を t の式で表せ.
(5) (4)において, V の最大値,およびそのときの A ,B の座標を求めよ.
教育(小学,幼稚園(こども保育),特別支援,中学(社会,技術)教育コース),経済,環境科学,水産学部 【1】,【2】
教育(中学(数学)教育コース),薬学部 【3】,【4】,【5】,【7】
医学部 【3】,【4】,【7】,【8】
歯,工学部 【3】,【4】,【5】,【6】