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1999-13442-1001
1999 東京理科大学 理学部B方式
情報数理,応用物理,応用化学科
2月13日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1)から(3)において, 内の(ア)から(ト)にあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,その数を解答用マークカードの指定された列にマークせよ.ただし分数は既約分数として表すものとする.
(1) a ,b を正の数とする.
(log 10⁡a ⁢x) ⁢(log 10⁡b ⁢x) +1=0
を満たす正の実数 x があるとき, ab の範囲は
ab ≧10 (ア) または 0< ab ≦10 - (イ)
である.
1999-13442-1002
(2) a ,b ,c を x についての 3 次方程式
x3+ p⁢x2 +q⁢ x+r=0
の解とし,
Tn= an+ bn+ cn ( n=1 ,2 ,3 ,⋯)
とおく.このとき
a⁢b+ b⁢c+ c⁢a= (ウ) (エ) ⁢ T 1 (オ) - (カ) (キ) ⁢ T2 (ク)
という関係が成り立つ.さらに
T1= 3 ,T2 =5 ,T3 =7
とすれば, p ,q , r の値はそれぞれ
p=- (ケ) , q= (コ) , r= (サ) (シ)
と定まる.また, T4 の値は
T4= (ス)
となる.
1999-13442-1003
【1】 次の(1)から(3)において, 内の(ア)から(ト)にあてはまる 0 から 9 までの整数を求めて,その数を解答用マークカードの指定された列にマークせよ.ただし分数は既約分数として表すものとする.なお,(3)では(セ)(チ)は解答群Ⅰから,(ソ)(タ)(ツ)(テ)(ト)は解答群Ⅱからそれぞれ選べ.
(3) a ,b は a >b>0 を満たす定数, θ は 0≦ θ≦π を満たす変数のとき,関数
f⁡( θ)= a⁢cos 2⁡θ +b⁢sin 2⁡θ +a⁢ sin2⁡ θ+b⁢ cos2⁡ θ
の最大値は (セ) で,そのときの θ の値は小さい順に並べれば θ = (ソ) ⁢ π ,θ = (タ) ⁢ π である.また f ⁡(θ ) の最小値は (チ) で,そのときの θ の値は小さい順に並べれば θ = (ツ) ⁢ π , θ= (テ) ⁢ π , θ= (ト) ⁢ π である.
解答群Ⅰ((セ)(チ)用)
解答群Ⅱ((ソ)(タ)(ツ)(テ)(ト)用)
1999-13442-1004
配点30点
【2】 t を実数とする. 3 点 A ( -1,- 2) ,B ( t-1, -3) ,C ( 1,t- 2) を頂点とする三角形 ABC の面積を S1⁡ (t ), この三角形の外接円の面積を S2⁡ (t ), 内接円の面積を S3⁡ (t ) としたとき,次の問いに答えよ.
(1) ∠CAB= θ としたとき, cos⁡θ を t を用いて表せ.
(2) S1 ⁡(t ) を t を用いて表せ.
(3) S2 ⁡(2 ) の値を求めよ.
(4) limt →∞ ⁡ S 2⁡( t) S1⁡ (t ) の値を求めよ.
(5) limt→ ∞⁡ S3⁡ (t) S2 ⁡(t ) の値を求めよ.
1999-13442-1005
【3】 0⁢s< 1 のとき,行列 A , B ,C をそれぞれ
A=( 3⁢s +1 s3 ⁢( 1s -s) 3 ⁢( 1s -s) s+ 3s ),
B=( 1 3 ), C=( 1 3 )
とする.このとき以下の問いに答えよ.
(1) A の逆行列 A -1 を求めよ.
(2) D=A- 1 s⁢( s+1) ⁢ B ⁢C を求めよ.
(3) F= 14⁢ ( 12 32 - 32 1 2 )⁢D⁢ ( 12 - 32 32 12 ) としたとき, F=( a 00 b ) になるという. a ,b を求めよ.
(4) F+F2 +F3 +⋯+ Fn= ( pn 00 qn ) としたとき, pn , qn をそれぞれ求めよ.
(5) f⁡( s)= limn→ ∞⁡ (p n+q n) とおいたとき, f⁡( s) の最小値とそのときの s の値を求めよ.