2000 東京理科大学 工学部(建築,電気工学科)MathJax

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2000 東京理科大学 工学部

建築,電気工学科

(1)〜(3)で配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(1)  0 あるいは 1 という値からなる数列 a 1 a2 a n に対して,収束する級数

a 12 + a22 2+ + an2 n+

の値を r とする. an= 0 n= 1 2 であれば, r= であり, a1= 0 a2 =1 a n=0 n= 3 4 であれば, r= である. a1 =1 であれば, r のとりうる値の範囲は r 1 である. a2 m+1 =0 a 2m+ 2=1 m= 0 1 2 であれば,等比級数の和を考えることで r = が得られる.

 逆に 0 r1 となる数 r をこのような級数に表現するには, r のとき, a1 =1 そうでなければ a1=0 として a 1 を定め, r1 =2r -a1 を求める. r1 については

r1= a 22 + a32 2+ + an2 n-1 +

という関係が成り立つので, r1 のとき, a2= 1 そうでなければ a2=0 として a 2 を定め, r2 =2 r1- a2 を求める.以下,これを繰り返せばよい. r= 35 のときは,このようにして, a1 = a2 = a3 = a4 = r4= が得られる.これを繰り返すことで a4m +1= a4 m+2 = a4 m+3 = a4 m+4 = m= 1 2 が得られる.

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建築,電気工学科

(1)〜(3)で配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(2) 自然数 n を含んだ x に関する 2 次方程式

x2- 2x+ 5-4 log10 n=0

の解を α β とする. α β がともに正であるためには, n n でなけらばならない. n がこの範囲のとき, α2 +β2 n = で最小値 となる.

(参考となる数値: 154= 50625 164 =65536 174 =83521 184 =104976 19 4=130321

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建築,電気工学科

(1)〜(3)で配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)において,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(3) 実数 x を越えない最大の整数を記号 [x ] で表す.たとえば, [ 13 ]= 0 [ 32 ] =1 である.これを用いて関数 f (x ) を次式で定義する.

f( x)= x 2+2 x+1 x( [x] +[ 1x] +[x ] [ 1x] +1)

(a)  1<x< 2 のとき,関数 f (x ) のとりうる値の範囲は < f( x)< である.

(b)  2<x< 4 のとき,関数 f (x ) のとりうる値の範囲は f (x )< である.

(c)  1x のとき,関数 f (x ) のとりうる値の範囲は f( x)< < f( x)< である.

(d)  0<x のとき,関数 f (x ) のとりうる値の範囲は f( x)< < f(x )< である.

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建築,電気工学科

(1)〜(3)合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えなさい.

(1)  x>0 で定義された関数 f (x) =xsin x の導関数を求めなさい.

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建築,電気工学科

(1)〜(3)合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えなさい.

(2) 積分 e x3 dx を計算しなさい.

2000 東京理科大学 工学部

建築,電気工学科

(1)〜(3)合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】 次の問いに答えなさい.

(3) 全体集合 X 30 以下の自然数の集合とし, X の部分集合 A B をそれぞれ

A={ x| x 3 の倍数}

B= {x | x 5 の倍数}

とする.また, X の部分集合 S に対して, S の補集合を S と書くこととする.

(a)  A B A B を,それぞれ要素を書き並べる方法で表しなさい.

(b)  A B の要素の個数を求めなさい.

(c)  C X の部分集合で,以下の 4 つの条件を満たすものとする.

  C の要素の個数は 8

  A C の要素の個数は 5

  B C の要素の個数は 4

  A B C の要素の個数は 2

 このとき, C (A B ) の要素の個数を求めなさい.

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建築,電気工学科

配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 連立不等式

{ x+y 1 -x+y 1 2x2 -y2

で表される xy 平面上における領域 T を考える.

(1) 領域 T を図示しなさい.

(2)  0<p< 1 を満たす定数 p に対し, 1 次式 (2 p-1 )x +y を考える.点 ( x,y ) が領域 T を動くとき, (2 p-1 )x +y の最大値と,それを与える ( x,y ) を求めなさい.

(3)  p>0 q>0 p+q=3 を満たす定数 p q に対し, 1 次式 ( p-q) x+3 y を考える.点 ( x,y ) が領域 T を動くとき, (p -q) x+3 y の最大値と,それを与える ( x,y ) を求めなさい.

(4)  p>0 q> 0 を満たす定数 p q に対し, 1 次式 ( p-q) x+( p+q) y を考える.点 ( x,y ) が領域 T を動くとき, (p -q) x+( p+q) y の最大値を p q を用いて表しなさい.

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