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2003-13442-0901
2003 東京理科大学 理学部B方式
数,物理,化学科
2月12日実施
(1)〜(4)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1)から(4)において, 内のカタカナにあてはまる 0 から 9 までの数字を求め,その数字を解答用マークシートにマークせよ.
(1) 中心間の距離が 2 であるような半径 1 の球と半径 2 の球がある.これらの球の表面の交わりは半径 ア イ 4 の円になり,これらの球の重なった部分の体積は ウ エ オ カ ⁢ π となる.
2003-13442-0902
(2) 空間において, 1 辺の長さ 1 の正四面体 OABC がある.底面の三角形 ABC 内に点 P があり,内積についての条件 OP→⋅ OA→ =5 8 ,OP →⋅ OB→= 34 を満たしているとする.このとき,
OP→ = キ ク ⁢ OA→ + ケ コ ⁢OB →+ サ シ ⁢ OC→
となるので,線分 OP の長さは ス セ 4 となる.また, 2 点 A , P を通る直線と線分 BC の交点を Q とするとき, BQ CQ= ソ タ となる.
2003-13442-0903
(3) 整式 f⁡ (x) ,g⁡( x) が
f⁡( x)= a44⁢ x44+ a43⁢ x43+⋯ +a1 ⁢x+a 0,
g⁡( x)= b18⁢ x18+ b17⁢ x17+ ⋯+b1 ⁢x+ b0
で与えられているとき,それらの積 f⁡ (x) ⁢g⁡( x) は
f⁡( x)⁢ g⁡( x)= c62⁢ x62+ c61⁢ x61+ ⋯c1 ⁢x+ c0
と表すことができる. xn の係数 c n ( n=0 ,1 ,⋯ ,62 ) は, ai⁢ bj の形の項の和で表される.その項数を T n とする. Tn が最大となるような n の値は チ ツ 通りあり, Tn の最大値は テ ト である.
2003-13442-0904
(4) 半径 4 の円 C の周上に中心をもつ半径 r の n 個の円 C 1 ,C2 , ⋯, Cn が,この順に外接してすき間なく並んでいるとする.したがって, Cn と C 1 の外接している. n=12 のとき, r= ナ - ニ である. C1 , C2 , ⋯ ,Cn の円周の長さの和を L n とするとき, limn →∞ ⁡Ln = ヌ ⁢ π ネ となる.
2003-13442-0905
配点30点
【2】 関数 f⁡ (x) =x 2+ 52⁢x ( x>0 ) について,次の問いに答えよ.
(1) f⁡( x) のとりうる値の範囲を求めよ.
(2)(a) a1= 3 ,an +1= f⁡( an )( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ ) によって定義される数列 { an } について, an+ 1- 5≦ 12⁢ ( an- 5) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯) が成り立つことを示せ.
(b) 極限値 lim n→∞ ⁡a n を求めよ.
(3) b1= 1 ,bn +1= 12 -f′ ⁡( bn) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯) によって定義される数列 { bn } の一般項を求めよ.ただし, f′⁡ (x ) は f ⁡(x ) の導関数である.
2003-13442-0906
【3】 2 つの曲線
C1: y=e -( x-a) 2
C2: y= 2e ⁢ sin⁡ 2 ⁢π⁢x 4
について次の問いに答えよ.ただし, e は自然対数の底, a は定数である.
(1) 曲線 C 1 の接線で点 (- 1,0 ) を通るものの本数を調べよ.
(2) 曲線 C 1 の変曲点は 2 つある.それらの点の x 座標を調べよ.
(3) 曲線 C 1 の 2 つの変曲点における接線のうち,傾きが正のものを l とする. l が原点を通るように定数 a の値を定め, l の方程式を求めよ.
(4) (3)で定めた接線 l と曲線 C 2 との交点を求めよ.
(5) (3)で定めた接線 l と曲線 C 2 で囲まれる部分の面積を求めよ.