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2004-13442-0301
2004 東京理科大学 理工学部B方式
物理,応用生物科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章中の ア から テ までに当てはまる数字 0 〜 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) x に関する 2 次方程式 x 2-4⁢ x+log2 ⁡a= 0 ( a>0 ) について考える.
(a) この方程式が x= 1 を解にもつならば, a= ア であって,もう一つの解は x =イ である.
(b) この方程式が x= log2⁡ a を解にもつならば, a の値の小さい順に, a= ウ または a =エ である.
(c) この方程式が実数解をもつためには, 0<a≦ オ カ となることが必要十分である.
2004-13442-0302
(2) O を原点とする空間内に 3 点 A (cos ⁡θ,sin ⁡θ,0 ), B( 0,cos⁡ θ,sin⁡ θ) ,C (sin ⁡θ,k ,cos⁡θ ) があり, ▵ABC はどのような θ の値に対しても正三角形になるという.
(a) k= キ である.
(b) θ が 0≦ θ<2⁢ π の範囲を動くとき, ▵ABC の一辺の長さの最小値は ク であり,最大値は ケ である.
(c) ▵ABC の重心を G とする. θ が 0≦ θ<2⁢ π の範囲を動くとき,線分 OG の長さが最大となるのは, θ の値の小さい順に
θ= コ サ ⁢ π と θ = シ ス ⁢ π
のときである.また OG の長さの最大値は セ ソ である.
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(1)〜(3)と合わせて配点40点
(3) z を複素数とする.
(a) z が, z3= 1 ,z≠ 1 を満たすとき,
(1- z)⁢ (1- z2) =タ
1 1-z + 11- z2 =チ
である.
(b) z が, z5= 1 ,z≠1 を満たすとき,
(1- z)⁢ (1- z2)⁢ (1- z3) ⁢(1 -z4 )= ツ
1 1-z + 11- z2 +1 1-z 3 +1 1-z 4= テ
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【2】 xy 平面において, a0= 1 とし, y 軸上の点 P 0( 0, a0 ) から曲線 C :x2 -1 12⁢ y 2=1 の x >0 の部分に引いた接線の接点を T 1( a1, b1 ) として, y 軸上に点 P 1( 0,a1 ) をとる.これを順次くり返して,一般に n ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ) に対して, y 軸上の点 P n( 0,an ) から曲線 C の x >0 の部分に引いた接線の接点を T n+1 ( an+ 1, bn+1 ) として, y 軸上に点 P n+1 ( 0,a n+1 ) をとる.
(1) an+ 1 を a n で表せ.
(2) 1 an 2+3 =c n ( n=0 ,1 ,2 ,3 ,⋯ ) とおくとき, cn+ 1 を c n で表し,数列 { cn } の一般項 c n を求めよ.
(3) n が限りなく大きくなるとき,点 T n は曲線 C 上のどの点に近づくか.
2004-13442-0305
30点
【3】 関数 f⁡ (x) = 11+ x2 について以下の問に答えよ.
(1) 定積分 ∫-1 1⁡ f⁡( x)⁢ dx , および ∫-1 1⁡ {f⁡ (x) }2 ⁢dx を求めよ.
(2) 区間 [- 1,1 ] を n 等分する点 x 0 ,x1 , x2 ,⋯ ,xn を
xk= -1+ 2 ⁢kn ( n= 0 ,1 ,2 ,⋯ ,n )
とし, xy 平面上の一点 P (a ,b) と, y=f⁡ (x ) のグラフ上の点 X k( xk, f⁡( xk) ) とを結ぶ線分 P Xk の長さを l k とおく.
(a) limn→ ∞⁡ 1n ⁢ ∑ k=0 n-1 ⁡ lk2 を定積分の形に表せ.さらに,その値を a , b で表せ.
(b) (a)で求めた値を L とおく.点 P が平面上を動くとき, L の最小値,および最小値を与える P の座標を求めよ.